今回の入院では、まさに運命的な出逢いがありました。「出会い」ではなく「出逢い」です。
私の中ではその言葉がふと浮かんで来ました。
入院の2日前のことです。
私のブログを読んでくださっているある男性の方から初めてメッセージをいただきました。
その方も同じ週に聴神経腫瘍の手術を受けられるとのこと。そして、何と私と同じ病院でした。
ブログでは、なるべく具体的な病院名などは避けて書いていたつもりでしたが、やっぱりわかる人にはわかっちゃうんだなぁ(^^;
それから、いろいろやり取りしているうちに、驚くべきことですが、同じ入院日で手術の日も同じということが判明しました
(´⊙ω⊙`)
入院初日、病室がお隣ということがわかり、夜お会いすることが出来ました。
メッセージの文面からも誠実な方だということが読み取れましたが、お会いすると正にその通りでした。何でこんなに良い人が病気になっちゃうんだろう。
私たちは、それまでの経過や気持ちの移り変わり、仕事や周りの人達との関係、手術のこと、現在の症状のこと、聴こえにくいことで普段味わっている不便さなどなどを時間を忘れて語り合いました。
手術経験の話では(私は未経験でしたが)、以前の武勇伝をお話しくださり、2人で大笑いしたりしました。
手術前に、こんな風に誰かと笑い合ったりすることが出来るなんて、思いも寄らないことでした。
それも同じ境遇の人と...。
こんなに心強いことはありません。
二人ともなんとかこの状況を乗り切り、過去の出来事として、また笑って語り合えることを心から願いました。