初外出 | 片耳日記 〜 Acoustic neuroma 〜

片耳日記 〜 Acoustic neuroma 〜

2017年の11月に聴神経腫瘍が見つかり、2018年の5月に摘出手術を受けました。現在は年1回の経過観察通院中。手術により右耳の聴力を喪失。
そんな”片耳生活”のアレコレをブログにしたためています。
試しにgoogleで、「片耳日記」と検索してみてください(^^)

今日で入院16日目、術後では13日目になりました。

回復は順調です。もう「脳外バンド」も外すことを許され、頭には何にもついていません。

 

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実は1日戻るのですが、昨日からチームリーダーの先生に外出を許可されました。

私は、この外出を退院を視野に入れて、外の世界に出かけたときにどんな状況になるか、評価するための「外出」ととらえています。

 

昨日の東京はあいにくの雨、そんなに強くはないですが、しとしとと雨が降り、手術後初めての外出としてはあまりふさわしくない天候でした。

 

病院の玄関を出ると、院内では感じなかった空気の動きや道路のアスファルトを濡らす雨のにおい、行きかう車の走る音などが一気に私の中に飛び込んできました。

その刺激はちょっとクラクラしてしまうほどです。

 

本当は近くの公園の中を歩いてみたかったのですが、雨なのであきらめて、まずはいつも病棟の窓から眺めていた首都東京のお役所に行きました。病院からはほんの目と鼻の先、数分の距離です。信号が変わった横断歩道を何かふわふわした感じで渡りました。

 

庁舎の中は改装工事中で、45階の展望フロアへの道順を総合案内で尋ねました。

ここでアクシデント?発生。

「展望フロアにはどう行くのですか?」と私は言ったつもりだったのですが、職員の方から発せられたのはなんと韓国語!

韓国人に間違えられちゃったんです。こんなの生まれて初めてです(笑)

病院生活で多少言葉がもごもごしていたかもしれませんが...。

仕方がないのでもう一度「日本語」で尋ねると、一瞬の沈黙の後、お互い大爆笑。

無事45階の展望フロアへたどり着きました。

 

雨の東京(新宿)の街

 

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