バッコウ 〜 抜鉤 〜 | 片耳日記 〜 Acoustic neuroma 〜

片耳日記 〜 Acoustic neuroma 〜

2017年の11月に聴神経腫瘍が見つかり、2018年の5月に摘出手術を受けました。現在は年1回の経過観察通院中。手術により右耳の聴力を喪失。
そんな”片耳生活”のアレコレをブログにしたためています。
試しにgoogleで、「片耳日記」と検索してみてください(^^)

手術後ちょうど1週間目となりました。
いつの間にかリアルタイムになっている...。面倒なのでこれで行きます(^^;
 
 
もう入浴もしていて、傷口のある頭も自分でガシガシ(そ〜っと)洗ってますが、意外にも何ということはありません。
ただ、ホッチキスの針の感触と、後頭部のヘルメット感というか、まるで自分の頭ではない感覚にちょっと違和感がありますが...。
 
術後1週間目のイベント「半バッコウ」がありました。漢字で書くと「抜鉤」です。
糸で縫ってあると抜糸なんですが、ホッチキスで留めてあるので抜鉤。なるほど。
 
今日やることは前日の回診の時に聞いていたのですが、何時から?
もうすぐお昼という時間になって医師団がドヤドヤと病室に。今日は私の手術チームとは別の先生方です。
 
あと、言ってませんでしたが、前日から病室が移動になり、私は盟友Xさんと同室になりました(^^)
私の斜め前のベッドです。
彼もこの日、抜鉤。
私が先でした。緊張するなぁ。
 
結果から言うと全く無痛。拍子抜けするほどです。昨夜からXさんと語り合っていた「覚悟」はなんだったんでしょう(笑)
 
ちなみに、先生にお願いして、気になっていたオデコのホッチキスも取ってもらいました、2本。
コレは手術の時、頭を固定した場所が傷になり、それを留めていたものです。
Xさんは後で私からそれを聞いて悔しがっていました。彼のオデコにはまだホッチキスありました。
 
と言うことで半バッコウ無事終了です。
 
 
 

バッコウ前の傷口、初公開。
このうち今日10本ぐらいを抜きました。看護師さんに数えてもらったら、残り10本です。
あと3日ほどで全部抜けるかな。
 

X氏を取り巻く医師団。