ルノワールを訪ねてIle des Impressionistes 印象派の島へ 〜船遊びの昼食〜 | 子供と暮らすウィーン便り 〜美しいもの探し&文化の違いに思いを巡らせて〜

子供と暮らすウィーン便り 〜美しいもの探し&文化の違いに思いを巡らせて〜

イギリス、パリ、東京、現在ウィーンに暮らす駐在妻です。
「美しき青きドナウ」を見ながら子供とドタバタ暮らす
「忙しきクスミBBA」(笑)がウィーンで美しいものを探し、
新たなる価値観や文化の違いに興味を持ちながら暮らしています。
英仏回顧録、旅行記、収納等も♡

今週もご訪問ありがとうございます。
いつも励みになっております。

***

前回の記事で、
季節を選んで旅行をしたい、
というようなことを書きました。
記事はこちら→
赴任期間の旅行のスケジュール
~我が家の場合~
♡♡♡

まだまだ寒い、というより、
寒さが一番厳しいかもしれない
この季節ながら、気持ち故か、
どこかに春の気配を感じたりします。

春へ向けて、
気持ちも上がって参りますね。

季節の良かった時期に巡って
まだ記事にしていない場所が沢山
残っていますので、春を前に、
少しずつ記事にしていきたいと思います。

以前、モネを訪ねて
ジヴェルニーへ行きましたが
(記事はこちら→
モネを訪ねてジヴェルニー♡♡♡)

ある晴天の日はルノワールを訪ねて、
パリ郊外へ流れ出たセーヌ川の
中州にある、Ile des Impressionistes  

イル・デ・ザンプレッショニスト

「印象派の島」へ。


私も昔から大好きだったルノワール、
娘にとっても渡仏前から
なじみとなった彼の作品、
「船遊びの昼食」
の絵の舞台となったこの地。

川のほとりにはルノワールの
当該作品のパネルも展示されて!


ルノワールをして、
「パリ近郊で一番美しい地」と
言わしめたこの島。

19世紀、人々は当時人気だった
娯楽「船遊び」をしにこの地を
訪れていたそうです。
シスレー、モネ、ルノワール、
ピサロなども、光と緑、
河畔の美しさに魅了され、
この地に集まって来たという場所。

訪ねてみると、なるほど。
ここは最も美しく平和な場所の一つだわ、
と納得する美しさ。



白鳥も優雅に水面を・・

セーヌ川も郊外に行くと表情を変えます。
パリの優雅な表情から
平和で穏やかなそれへと変化します。

この絵画の舞台となった
「メゾンフルネーズ」は復元され、
当時と同じ屋根をたたえ、
絵画そのままの風景を楽しむ事ができ
感動もひとしおです。

こちらがメゾン・フルネーズ。


そして、こちらが
絵の舞台のテラス。


本当はこのテラスで絵と同じ構図で
写真を撮りたかったのですが、
このレストラン、
それなりにお値段致しました。

う~ん。
きっとそこまで美味しいはずは無い、
と勝手に予想し、お向いのカフェへ。
(失礼!あせる

そしてここのカフェでは
当時をしのばせるように、
フランス人、老いも若きも
ここに集い、光を緑を歓談のひとときを、
心ゆくまで楽しんでいる風でした。





フランス人の今も昔も変わらない
そんな姿を感じました。

この席から、セーヌを眺め、
娘はお花を見に向こうへ行ったり、、
白鳥にパンをやって戯れたり・・・
ベベが泣いたら、川べりに行ったり・・


この席から娘達や夫を眺めるのは
幸せ以外の何ものでも
ありませんでした。



ルノワールもここにいた、
と思うと感慨深く、陽光あふれる
セーヌ川に彼の姿を重ねました。

当時の人気の娯楽だった船遊び。
こちらには船も展示してあり、
娘も楽しそうに見入っていました。

夫もいたくこの地が気に入り、
本当に素晴らしかったと申しております。
そして私も。

記念にぱちり!

(ベベはベビーカーで睡眠中でした。)

車だとブローニュの森に近い
我が家からだと
30分弱で行ける場所です。


ラベンダーの良い香りと・・・

向こうに見える教会の尖塔の、
それは美しかったこと。


ルノワールがパリ近郊で一番美しい
と言ったのも納得の、美しい、
印象派の島でした。

くれぐれも、せっかくのこの地、
光にあふれた、季節とお天気の
よいときにお訪ねになるのを
オススメします!

ビックリマークただし・・
娘がお腹すいた~!と言うので、
こちらのカフェでランチをしましたが、
私達の舌的にはあまりオススメできません。。
お茶だけをオススメしたい所かと・・)

RERでも訪ねられるようですよ。
近くにフルネーズ美術館もありました。

***

今週も素敵な一週間となりますように。

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