国光あやの議員との対話
衆議院議員 国光あやの議員(自民党)と、誹謗中傷問題について対話をさせていただきました。
国光先生は、総務省大臣政務官として、長い間誹謗中傷問題に取り組まれております。
10月より「改正プロバイダ責任制限法」が施行され、情報開示の裁判手続き簡略化されましたが、そういった法改正に力を注いでこられた先生です。
今回は、誹謗中傷問題に残る法的課題、教育的側面での課題などの意見交換をさせていただきました。
誹謗中傷被害の相談窓口
総務省のホームページに、誹謗中傷被害にあわれた際の相談窓口の案内図があることも教えていただきました。
引用元:https://www.soumu.go.jp/main_content/000842006.pdf より引用
最後に
私たち関東交通犯罪遺族の会は、「誹謗中傷問題に対しては厳罰化や訴訟簡易化も大事だが、幼少期教育の改革も必要」と思っています。
その旨を先生にお話したところ、先生も同様にお考えで、「デジタルシティズンシップ教育」という、世界で主流になりつつあるデジタル教育の事を教えていただきました。大変勉強になりました。
多くの犯罪被害者や遺族が、誹謗中傷という二次被害を受ける事実があります。
私自身は、目的を果たすために自ら顔と実名を世に出すという決断をしましたが、多くの犯罪被害者がいきなり世の中から誹謗中傷を受ける立場になる実情があります。当然、被害者だけでなく、世の中のだれであっても誹謗中傷は受けるべきではありません。
誹謗中傷問題は、ソフト面とハード面、どちらも取り組まなくてはならないと思っています。そういった点で、交通事故の問題と似ているところがあると私は感じております。
子どものみならず、私の親の世代も含め、皆が言葉の重み、命の重みを考える。社会の中に、たくさんの愛が溢れる社会になってほしいと願います。
その為に、今後も国光先生と様々な活動をさせていただければ幸いです。
一般社団法人関東交通犯罪遺族の会
副代表理事 松永拓也
代表理事 小沢樹里