温もりのメッセージ

温もりのメッセージ

人と動物との心の繋がりを大切に、主に犬猫の絵を通して、
彼らの心の純粋さ、愛情の深さを伝えていきたい

ご訪問ありがとうございます。

2014年春、フェイスブックのコミュニティとして始めた活動の
ブログ版です。


犬猫の絵を描くことで、人と動物との心の繋がりを
もっと強くしていけたらと思っています。
彼らはずっと、人に寄り添い、人とともに生きてきました。
でも今、彼らを取り巻く環境は、
とても幸せなものとはいえない現状があります。...

私は絵を描くことで彼らの心のメッセージを
少しでも伝えていきたい。
そして広く動物愛護を訴えていきたいと思っています。

絵は写真や映像ほど、インパクトはありません。
写真や映像はダイレクトに人の心の中に飛び込んできます。
絵は、ゆっくりとじんわりと人の心の中に浸透していきます。
そして心の奥深くに残る・・・私はそう信じています。

絵は既存の写真(ネット上で公開されているもの)を
もとに描いております。
すでにFacebookで活動してまいりましたが、
の度、もっと広く一般の皆様にもご覧いただきたく
ブログを開設いたしました。
どうぞよろしくお願い申し上げますm(__)m





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ちいさな、ちいさな命


たいせつな、たいせつな命


おかあさんはどこ?


どうしてこんな所にいるの?


こんなに小さいのに…


間違ってるよ、間違ってるよ…


言葉を使えないから?


何も抵抗できないから?


間違ってるよ、


君らがこんな所にいるなんて…


***********************


いよいよ新しい年が始まりまさした。

クリスマス同様、今度は新春セールなどとタイトルを変え生体の大売り出しが行われます。

小さい子犬子猫は、とても可愛らしいですよね。

ですが、早くに親から引き離された子達は、心身に重大な問題を抱えていたり、またパピーミルでの乱繁殖による遺伝的疾患を持っていたりと、高いリスクを有する子達がいることを知ってください。

このようなペット業界の現状を改善すべく、もっともっと声をあげていきましょう!行動しましょう!


今年は動物愛護管理法の改正が予定されています。

悪徳ブリーダー、ペットショップでの生体販売に対する規制、また動物虐待への罰則強化などが期待される所です。

そのために集まった多くの署名がこの法改正に、是非とも反映されることを心から願っています。


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ワタシはあなたを幸せにするよ
そう決めたの
だって、あなたといるだけで
ワタシも幸せになれるから
幸せはどんどん膨らんでいくんだよ

だからね、
たくさんの誰かじゃない、
今、目の前にいる
たったひとりの誰か、
その誰かを幸せにする

それができたら
きっと世の中すべてが
幸せでいっぱいになれるのに

**********************************

今、あなたを見つめてる愛犬愛猫。
きっと幸せを感じていることでしょう。
今、あなたのそばで眠っている愛犬愛猫。
きっと安心して眠っているでしょう。
誰かを幸せにしてあげることって、自分も幸せになれますよね。
お互いがお互いの幸せを願うこと、幸せにしてあげたいって思うこと、それは難しいことではないんです、彼らにとっては。
だから彼らはいつもあなたのそばを離れません。
あなたを幸せにしてあげたいから。
そして、それは私たち人間も同じです。ただずっとそばで彼らの一生を見守ること、それだけで彼らは幸せになれるのです。
終生飼養、それが彼らの幸せなのです。



 
 
明日はクリスマスって言うんだって
 
今夜、靴下をぶら下げておくと、
 
サンタさんがプレゼントを
 
入れてくれるんだ
 
でも、ボクらは靴下持ってない…
 
この冷たい床の上で
 
ただ寄り添って眠るだけ…
 
***************************************
 
今日はクリスマスイブ。
保健所や保護施設にいる子たちにも温かい家族の温もりを…。
そんなクリスマスプレゼントを届けてくれる、心優しいサンタさん、そう、あなたをお待ちしています。
 
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ここは天国の手前にある虹の橋。
ボクは飼い主であるママのもとから旅立って、ここにやってきた犬のルー。
ここはいつも晴れていて明るく温かい光に包まれている。
でもボクの上だけは、いつも真っ黒な雲が雨を降らせていた。
ボクはその雨がママの涙だってわか
っていた。
ママはボクが死んでから、ずっと泣いている。
ママの涙の雨に打たれるたび、その悲しみがボクの心にも雨を降らせ、ボクはママの悲しみを思い辛く苦しくなった。

ボクはどうにかしてママの悲しみを癒してあげたいと思った。

ボクは神様にお願いした。

「神様、お願いがあります。
ママに会いに行かせてください。
ママに笑顔を取り戻してあげたいんです。」

「そうか、ならば特別にクリスマスが終わるまでのあと3日だけ時間を与えよう。
ただし、その3日の間にママの笑顔を取り戻せなかったら、再びママに会うことはできなくなるぞ。
ルー、それでも良いか?」

神様の言葉に大きく頷いたとたん、ボクはママと暮らしていたおうちに戻っていた。

あっ、あそこにいるのはママだ。

「ママ!ボク戻ってきたよ‼︎」

そう言って後ろからママに駆け寄った。

でもママはじっとボクの写真を眺めたまま、振り返ることもなく肩を落としている。

そうか、ママからはボクの姿は見えないんだ。どうしたら気づいてもらえるんだろう。

突然、ママが立ち上がり歩き始めた。
ボクもママの後をついて行った。

ママは隣の部屋に入るとボクのベッドやおもちゃを涙ぐみながら見つめている。

ボクは大好きなボールを転がしてみた。
「ママ、ボクだよ、早く気づいて!
ボールで遊ぼうよ。」

ママは転がったボールを拾うと、フーッと深いため息をついて、ボールを箱にしまった。

「えっ?
ママ、一緒に遊ぼうよ。
いっぱい遊んだよね、思い出して!
楽しかったあの日々を…。」

結局ママは、ボクに気づかないまま暗く悲しそうな顔でその日一日を過ごした。
飾られたクリスマスツリーも、なんだか淋しそうに見えた。

やがて夜になり、ママはベッドの中でもシクシク声を殺して泣いていた。
ボクはママの手にそっと前足を置いてみた。
それでもママはボクには気づかず、泣くばかり…。
ボクはもうどうしていいかわからなくなって、ただそばでママのことを見守ることしかできなかった。

そうしてクリスマスイブの夜のこと。
明日はいよいよクリスマス、ボクは虹の橋に戻らなくてはならない。
このままママを笑顔にすることができなければ、ボクはもうママに会うことはできなくなる。

ママの悲しみの深さ、もしかしたらもうママに会えなくなるかもしれない不安、ごちゃ混ぜになって突然ボクの瞳から大粒の涙が溢れ出した。
そして、ボクの涙は眠っていたママの頬にポタポタと流れ落ちた。
ママは、ハッとして自分の頬に手をやるとボクの方を見た。

「ルーなの?
どうして泣いてるの?」

ママには泣いているボクの姿が見えているようだった。
そしてママはギュッとボクを抱きしめてくれた。

「会いたかったよ、ルー!」

「ママ、ボクね、ママが悲しいお顔してるとボクも悲しくなるんだ。
だからママのことが心配で戻ってきたんだよ。」

「ごめんね、ごめんねルー。
ママがいつまでも泣いていたら、ルーを辛い目に遭わせてしまうんだね。
大切なルーのこと苦しめるわけにはいかないもんね。」

「そうだよ、ママ。
ボク、死んじゃったけど、ボクの心はいつだってママのそばにいるんだよ。姿は見えなくなっても、触れることができなくなってもね。
それにこれは永遠の別れじゃないんだ、虹の橋でまた必ず会えるんだよ。
だから、それまで笑って暮らして欲しいんだ。それがボクにとっても幸せなんだよ。」

「そうね、そうね。
またルーに教えられたな。」

そう言うとママはちょっと照れ臭そうに笑った。
そして最後の夜、ボクたちはぴったりと寄り添って眠った。
朝、そこにはボクの姿はもうなかったけど、ママは笑顔で空の向こうのボクに呟いた。

「ありがとう、ルー。
久しぶりに会えて嬉しかった。
ママ、これからは笑顔で前を向いて生きていく。だってルーがいつだってそばにいてくれてるって気づいたから。」

ボクは虹の橋に戻った。
ボクの上にあった黒い雲はなくなり、明るく優しい日差しが降り注いでいる。
回りにはたくさんの仲間の犬猫たちが遊んでいる。
ボクもここで幸せに暮らしていく、いつか再会するであろうママを待ちながら…。

 

****************************************


愛するペットとの別れからなかなか立ち直れずペットロスに苦しむ飼い主さんたち、ペットロス予備軍の人たち、そして愛する家族を失ったすべての人たちにこのお話を贈ります。

 

 

 

私たちの命と引き換えにして

あなたたちは温かく

過ごせていますか?

でも、

それは偽りの温かさ…

本当の温かさではありません

知ってください

考えてください

真の温かさが何かを…

お願いです

私たちの仲間をこれ以上

殺さないで…

私たちの命と引き換えにして

あなたたちの心の温かさ、

そして心の豊かさは

決して得られないのですから…

**********************************

リアルファーのために命を奪われた動物たちの魂の叫びに耳を傾けてください。
世界中からリアルファーが無くなる日が、一日でも早く来ることを願って…。

 



 

 

ねぇ、どうして
あなたは年を取らないの?

見て、私の老いた体を…
目は白くなり
毛並みも悪くなり
歯もボロボロ
動きも鈍くなった…

なのにあなたは
ワタシが子供の頃と
そう変わらない

ねぇ、どうして
あなたは年を取らないの?
どうすれば
あなたと同じように
若くいられるの?

そうしたら、
もっともっと長く
一緒にいられるのに…

**************************

誰もが老います。
ただ年を取る速度が違うだけ。
彼らはもしかしたら自分だけ早く年を取ることは、不幸なことだと思っているかもしれません。
何故なら、彼らは大好きなあなたともっと長く一緒にいたいから。
それだけ彼らは一途に飼い主であるあなたを想っているのです。
だから、せめて最後まで責任を持って一緒に過ごしてあげてください。
それが、先に逝ってしまう彼らの唯一の望みなのです。
 

 

もっと生きたかった

もっと遊びたかった

もっと自由に走り回りたかった...

もっとお腹いっぱい食べたかった

もっと優しい人に出会いたかった

もっと、もっと…

でも、もうできないんだね…

*****************************

無くならない動物虐待、それどころか虐待の様子を画像や動画に撮りネットで公開するという悪質極まりない鬼畜が増えてきている昨今です。
そんなことをして何になりますか?
自分は弱い者にしか攻撃できない卑怯者だと公言しているようなものです。
また自分が犯した罪の大きさにも気づかない異常者、歪んだ自己顕示欲の塊だと認めるようなものです。
そんなことをする輩は必ず捕まり罰を受けることになります。


虐待者によって奪われた命たちの御魂よ、どうか安らかに。
貴方達には何の罪もありません。
貴方達の命を奪った輩を絶対に許さないで、彼らが最後を迎えるその時まで…。

 

 



凍てつく寒さの中、


寄り添う親子がいます


この子がはじめて過ごす


命も凍る厳しい寒さ…


どうかどうか無事に


暖かい春を迎えることが


できますように…



***********************************


私が住む地域は、そろそろ初雪が降る時期です。

これから春まで真っ白な雪で覆われます。

外で暮らす猫さんたちには命がけの厳しい季節です。

そんな外猫さんたちの命綱とも言えるのが、地域猫活動をされていらっしゃる方たち。

どうかこの地域猫活動にご理解を。

そして、そんな方たちの支えのもと、外猫さんたちが暖かい春を迎えられるということに

深く感謝いたします。


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わたしのお母さんを着ている人へ


わたしのお母さんは暖かいですか?

わたしは今でもはっきりと覚えている…

わたしのお母さんは優しかった

そして、

わたしのお母さんはとっても温かかった…


あなたは覚えていますか?

あなたのお母さんの温かさを…


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リアルファーは人間にとっては、ただの暖かいモノ、そして単なるファッションでしかありません。

でも、この子にとっては、確かに血の通った

温かいお母さんなんです。


グッチがリアルファー廃止を宣言しました。

2018年春夏コレクションからだそうです。


リアルファー、もうやめませんか?

ファッションのために、動物の命を身にまとうのは、もうやめましょう!

それは、あなたが今すぐにでもできること、そして、それがファッションブランド全体のリアルファー廃止に繋がるのです。


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「6月4日、今日はチロが里親さんの元に旅立つ日。

朝からそわそわと落ち着かない。

チロとは今日でお別れかぁ。幸せになるんだぞ…。」

若かりし頃の父の声がカセットテープから流れてきました。

父は1年前に他界、その遺品を整理していた時に、このカセットテープとたくさんの犬猫の写真、その特徴などを書いたノートが出てきたのです。
写真もノートも色あせて、随分古くなっていました。

母がテープから流れる父の声を聞いて懐かしそうに話してくれました。

「あら、懐かしいわ。この頃はゆうこがまだ2歳くらいだったかな。

お父さんが、保健所に勤めていた頃ね。

保健所で殺処分になりそうな犬や猫の里親さんを探していたのよ。」

私は初めて聞いた話だったので、あの父が?と思い、びっくりしました。

母はノートをめくりながら続けました。

「ゆうこは覚えていないだろうけど、お父さんね、動物園で働く前は保健所にいたの。
保健所では野良犬を捕まえたり、保健所に連れて来られた犬猫の殺処分もしていたのよ。
お父さん、動物が好きだったからいつも言ってた。
あの子らは何も悪くないのにな。
殺処分なんて可哀想で、本当はやりたくないんだって。
あの頃はお父さん、毎日辛そうだった。
それがある日、急に俺はあの子らの里親を探すことにしたって、このノートを作り始めたの。
そして、あちこち近所を訪ね歩いては、里親さんになってくれる人を探してたわ。
なかなか見つからなかったけどね。
ようやく見つかった里親さんの元に犬を届ける日、記念に録音していたのね。」

そこまで話すと、母はもう一度カセットのスィッチを押しました。
そして、母はテープから流れる父の声に少し涙ぐんでいたようでした。

「お父さん、どうして急に里親を探す気になったのかしら?」

私は疑問に思って聞いてみました。

母は少し言いづらそうにしながらも、話してくれました。

「実はね、私も同じように思って、お父さんに尋ねたことがあるの。
そしたらね、お父さん、すごく真面目な顔をして言ったの。
犬をいつものように殺処分機に追い込んだ時に、1匹の犬がお父さんの方を振り返ったんだって。
そして、まるでお父さんの心を見透かしたように、可哀想なのはあなた方人間たちの方だよって、そう声が聞こえたって言うのよ。」

私はそこまで聞いて、何と言っていいのか戸惑ってしまったのです。
母はそんな私の顔を見て話し続けました。

「そうなのよ、お母さんも今のゆうこと同じように固まっちゃったの。
そしたらお父さん、そんなこと言っても信じるはずないよな〜アッハッハ!だって。
まぁ、本当なのか嘘なのかはわからないけど、お父さんが罪もない犬や猫を助けたいっていう気持ちは本物だと思って、お母さんもできる限り手伝うことにしたの。」

そして、ノートの最後の方に載っいた1匹の犬を指差して、

「あっ!この子よ。テープで言ってたチロ。
この子はなかなか人馴れしなくて、お父さん苦労してた。

それでも必ず里親見つけるって上司に掛け合って、殺処分の期限延ばしてもらって、お父さんが散歩や躾して、期限ギリギリで里親さんが見つかったの。
お父さんもすごく喜んでた。
もらわれていってから何年かして、チロが亡くなる前に里親さんから連絡があって、最後に会うこともできたのよ。

自分が助けた子が幸せになったのを見届けられてよかったって言ってたな。
動物園に移ってからは、飼育員の仕事が忙しくなって、保健所とは疎遠になり、里親探しもできなくなってしまったけどね。」

私には頑固で寡黙な父の印象しかなかったけど、私の知らなかった父の一面を垣間見れた、そんな気がしました。

私は母に切り出しました。

「実はね、お母さん。
私、半年前から犬の保護施設でボランティアしてるの。」

母は驚いたように、

「本当?血は争えないわねぇ。」

そう苦笑いしながら言いましたが、私には母が少し嬉しそうにも見えました。

「私ね、ちょっと迷っていたことがあったの。
今通ってる施設になかなか里親が決まらない犬がいるの。

その子のことを引き取りたいと思っていたんだけど、幸せにしてあげられるか自信もなくてね。
でも今日、お父さんの話を聞いて決心がついたわ。
お父さんが私の背中を押してくれた、私、あの子の里親になる!」

母はニッコリ微笑んで大きく頷いてくれました。

「きっとお父さんも喜んでくれてるよ。」

そして、私は母にもうひとつの疑問をぶつけました。

「お父さんから、里親探しをしてたなんて話、聞いたことなかったけど、
こんないいことしてて、どうして話してくれなかったんだろうね。」

母は、きっと私がその質問をするとわかっていたかのように答えてくれました。

「お父さんにとっては、それまで殺処分してきた子たちへの罪滅ぼしみたいな気持ちもあったのかもね。
それに、どんないいことをしてもそれを自慢するような人じゃないのよ、お父さんって。
いいとか悪いとかじゃなくて、人として当たり前のことをしてたって言うか…。
だから、里親さんからはお礼とか一切受け取らなかったのよ。」

私は父のこと、誇りに思います。


今は大きな保護施設もたくさんあって、殺処分も減ってきてはいます。
色々な保護施設がマスコミにも取り上げらて、一般の人にもその存在が知られるようになってきました。
おかげで、保護犬猫の里親になるという選択肢も広がりつつあります。
ただ大きな保護施設やSNSなどで有名な保護活動家ばかりではなく、地元で目立つことなく、見返りを求めず、ひたすら犬猫のために日々頑張っているボランティアたちがいることも知ってほしい。
そんな父のような名もなき勇者に私もなりたいと今、心から思っています。
きっと今頃父は、天国で照れくさそうに笑っていることでしょう。