蒜山名物といえば、焼きそばよりジンギスカン!「蒜山高原センター・ジョイフルパーク」 | 白州本樹のブログ

蒜山名物といえば、焼きそばよりジンギスカン!「蒜山高原センター・ジョイフルパーク」

ロンドン留学時代の仲間5人による岡山、鳥取、島根旅、3日目最終日。


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今日は忙しいよ…

ジンギスカンまで辿り着くかな…


まず朝飯に向かったのがここ


●森の中の喫茶とお宿「もりくらす」


またしてもミキじい社長のお友達のお店です。

設計図から何から、店長1人で1から作ったんだって。凄くない?



伊勢神宮みたいな平入のエントランスから入って上手側がカフェスペースになってます。



素敵すぎる…



真ん中は爽やかな風が吹き抜けるテラス…

素敵すぎる!


ガチ森林浴…

秋の紅葉や、冬の雪景色もいいみたいだけど、

満場一致で今の季節が一番なんじゃかいかと…


それくらい森林パワーが、今この瞬間を充実させてくれる。




一日中ここに居てもいいくらい…



勿論宿泊も出来ますよ。

下手が宿泊スペース。1日1組限定。


ベッドルームに


ダイニングルーム



素敵過ぎるとしか言いようがない。


どこでもドアまであるんだから…



大阪の現役パンクのノリ、店長見るなり、


「くいだおれ人形、こんなところにおったわ」と、とんでもないこと言ってる。


いえいえ、美大を卒業したバリバリのアーティストですよ。決してくいだおれ人形ではありません。


いつか家族で泊まりに来たい。


さて、ここ蒜山高原は「西の軽井沢」と呼ばれているそうです。



「いや、そんなん軽井沢こそ、東の蒜山って呼ばせたろ!」と息巻く現役パンクのノリ。


あっちが東の蒜山!こっちは西の蒜山だ!

西の蒜山…
蒜山じゃん…

でもまぁ、軽井沢が東の蒜山と呼ばれるようになることはこの先永遠に無さそうだし、せめて「東の軽井沢、西の蒜山」と呼ばれるように頑張ろう!


でも、軽井沢というよりも北海道みたい…


北海道を自転車で一周したのはかれこれもう30年以上前だが、なんか北海道のあの雄大な景色を思い出す。

いや、雄大さは北海道よりも勝ってるかもしれない。


蒜山は高原だけではない。

ちょっと山を下ると一気に横溝正史の映画に出てきそうな田舎の村の雰囲気になる。


なるほど、八つ墓村の舞台、津山も同じ岡山県だしね。


そして唐突に現れる大鳥居と宿場町


日本一大きい石の鳥居と言われる

「茅部神社の大鳥居」


大山参りの人たちで賑わった宿場町「郷原宿」


宿なんか一軒も無い…


昨日の水木しげるロードのようにV字回復することはなさそうな、朽ち果てるのをひたすら待っているような集落…


もったいない…


山の方は新しい移住者とかも増えて元気があるのに、谷の方はこの有様…


古い町は手のつけようがないのかもしれない。


将来みんなで移住して、商店街でも作るか…


鳥居を抜け桜並木を登ると一転してまた雰囲気が変わる。


●蒜山ハーブガーデン


またしても社長の顔パス…


ハーブガーデンの類って、自分では行かないけど、

来てみると実にいいところね!


心地よい合法ハーブの香り。

素敵だね。ほとんど借景だけど。


●塩釜の冷泉

全国名水百選に選ばれているらしい…


「これってあれやろ?ジブリに出てた奴やろ?」


現役パンクのノリがまたテキトーなことを言っている…


ジブリというより忍野八海かな?

西の忍野八海…

本家忍野八海より100倍くらい空いてるのがいい。

ここでも出会う人出会う人みんな、犬も歩けば社長!社長!だ…


ジンギスカンはまだかって?

もうちょい待って下さい。


●ひるぜんジャージーランド


これ、軽井沢というより、完全に北海道でしょ!



ここでもまた、二言目にはみんな「社長!社長!」だ…


ジャージー牛まで社長の知り合いなんじゃないかって気がしてきましたよ…


で、いよいよ社長のホームグランド

「蒜山高原センター・ジョイフルパーク」でジンギスカンだ!


その前に…


蒜山高原センターの目の前にあるこれ!

隈研吾だ。


木のベニヤを7枚貼り付けて強度をつけ、それを組み合わせることによって一本一本が強固な柱になっているらしい


それにしてもなんで隈研吾が蒜山に?


元々は東京の有明あたりに展示されてたらしいのだが、どうやら使われている材木が蒜山の材木らしく、

ミキじい社長も頭が上がらないというほどの敏腕市長が、「だったら蒜山に持ってこい!」ということで、


強引に持って来ちゃったらしい…


もちろん市の持ち物ではあるが、運営管理はミキじい社長に任されているらしい…


レンタルサイクル屋も


ショップ&ミュージアムも全部、隈研吾

そして全部ミキじいの管轄…


この町はどこに行ってもミキじいである。


マジで今度の都知事選に立候補したほうがいいよ。


で、

やっと来ましたジンギスカン屋!


いや、正確には

●蒜山高原センター・ジョイフルパーク

遊園地は入場料がいるが、

レストランとお土産屋は無料である。


巨大お土産コーナーを抜け、巨大レストランの真ん中を悠々と通り抜ける、東京都知事候補のミキじい社長…



ここでのイチオシはやはりジンギスカン



我々はテラス席へ案内される




出ました!本場ひるぜんのジンギスカン!


でもなんで蒜山にジンギスカン?


歴史を遡ると、昭和30年代頃、役場の人たちが町おこしの為に、北海道のジンギスカンからヒントを得て始めたのが始まりのようです。


さっきから「北海道みたい」って連発してますが、

決してテキトーに言っているわけでなく、やはり北海道みたいと思っていた人達が居たわけですよ。


そこで一つ問題になったのは、蒜山ではもやしが育たんということ。


だったらキャベツにしてまえ!

が、蒜山のジンギスカンらしい…


北海道のジンギスカンは、鉄板の上にもやしを散らし、その上にタレに漬かった薄切りのラムを乗っけて焼くという、どちらかというと焼きながら「蒸す」ような感じであるが、


蒜山のジンギスカンは厚切りの生ラム肉をキャベツと一緒に「焼く」のである。



ここでもやはり、タレが美味い…


そして、

「おばちゃん、あれ美味いんで、ジンギスカンのタレで焼きそば焼いて!」


が、


ひるぜん焼きそばの始まりのようです。

ひるぜん焼きそばが出て来た!


なんか、ひるぜん焼きそばというと途端に嫌な顔をするミキじいも堪忍したのか、最後にひるぜん焼きそばを出してくれました。


「ひるぜん焼きそばなんてないよ!」って言ってましたが、


お土産コーナーにがっつりありましたよ!



「こんなもん買わんでええわ」と全力で拒否する社長。


まぁ確かに、会う人会う人みんなに焼きそばなんて言われ続けてたら、


「俺は焼きそばじゃねえ!」ってなるかもしれません…


ちょっと社長が目を離してる隙に、


全部買っちゃった!


これで帰ってからもしばらくは蒜山祭りだな…



以上、


ひるぜん焼きそば物語


おしまい!


あれ?

ジンギスカンの話だったっけ…