中井国家公安委員長:「冤罪被害はこれからもでる」と発言。リーク記事しか書かないマスコミの所為? | こころ、デトックス

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国家公安委員長「捜査当局からリーク記事」

 中井国家公安委員長は22日の閣議後記者会見で、再審公判が行われている足利事件に関連して、「今の自白中心の捜査と捜査当局から一方的にリークされる記事しか書かないマスコミという中では、冤罪(えんざい)被害はこれからも出ると思う」と述べた。


 リークがあるとする具体的な根拠は示さなかった。


 警察庁を管理する立場である国家公安委員会の委員長が、捜査機関によるマスコミへのリークがあると言及するのは極めて異例。


 中井委員長は会見で発言を問いただされると、「リークされたことばかり書くマスコミと言ったんだ」と繰り返した。「今もリークがあると思っているのか」との質問に対しては、途中で「ずっとそうだ」と遮り、「お互い気をつけてほしいものだと申し上げている」と声を荒らげた。


(2010年1月22日20時15分 読売新聞)



「特捜部にも説明責任」「何を考え執行したかよく分からない」中井国家公安委員長が異例の言及

 中井洽国家公安委員長は19日の閣議後会見で、東京地検特捜部が民主党衆院議員の石川知裕容疑者(36)ら小沢一郎幹事長の側近3人を逮捕したことに絡み「(逮捕は)特捜部の権限としてあるが、特捜部も説明責任がある」と述べた。


 地検が強制捜査の理由を十分示していないと指摘した形で、現職の国家公安委員長の発言としては異例だ。

 

 一方で中井氏は、小沢氏側も国民への説明が不足しているとの考えを示した。


 中井氏は、15日の石川容疑者らの逮捕が、18日の通常国会召集と16日の党大会の直前だった点を挙げ「何を考えて(逮捕状を)執行したのかよく分からない」と話した。

(2010.1.19 12:37 産経新聞)

「足利事件」は冤罪被害者・菅谷さんや関係者の無念さを思うと、冤罪は無くさなければならないと強く思う。


国民の安全を守る犯罪捜査の向上と冤罪防止を両立させていくためにも、科学捜査などの研究・強化と共に、人権に配慮した取調べや操作能力の研鑽が求められる。


中井国家公安委員長は、その冤罪を無くすよう陣頭指揮を執るべき立場ではないのだろうか?

「冤罪(えんざい)被害はこれからも出ると思う」.....とは、どういう事だろうか?

直接、捜査当局を指揮する立場ではないが、国の警察機関の一方の長である国家公安委員長の発言としては不謹慎極まりない。 所管の自己批判、自身の職務放棄と言うべきものだ。


国家公安委員会の任務と権限

___任務___

我が国では、犯罪の捜査や交通の取り締まりなどの仕事は都道府県警察が行い、国の警察機関(国家公安委員会・警察庁)は、警察の仕事のうち

1) 国全体の安全に関係するものや、国が自らの判断と責任において行うべきもの

2) 警察官の教育制度や、警察の通信、統計など、国において統一的に行うことが能率的であるもの

3) 広域にわたる事件など国において調整を行う必要があるもの

を担当しています。

 国家公安委員会は、こうした任務を達成するため、警察制度の企画立案や予算、国の公安に関係する事案、警察官の教育、警察行政に関する調整などの事務について、警察庁を管理しています。


___権限___

国家公安委員会は、個々の具体的な警察活動について直接の指揮監督を行うのではなく、あくまで、警察庁を管理し、また、警察庁に補佐させながら仕事を行っています。 具体的な仕事については、警察庁長官が、国家公安委員会の管理に服しながら、警察庁としての事務を行い、また、都道府県警察を指揮監督することによって行なわれます。


「リークされた記事ばかり書くマスコミ」.........とイラついているのには、「小沢疑惑」に関するマスコミ報道を意識してのことに違いない。  中井国家公安委員長だけでなく、輿石氏や山岡氏など小沢氏側近の「マスコミ攻撃」はエスカレートするばかりだ。


(中立性を保つべく)独立を保障されている検察(司法)、マスコミ(報道)に対し、露骨な批判は、なんと言い繕っても、政権与党の「圧力」に他ならない。


「小沢擁護」・「民主党保身」のために、形振り構わぬこのところの民主党は異様としか言いようがない。


「検察からのリーク記事ばかり」と、おっしゃいますが、民主党からは・・・・・

小沢氏はマスコミの問いかけに(マスク着用)でろくに答えず、民主党議員も一応に口が重く、情報を提供しないではないか。 

マスコミ報道が、検察のリークにもとずく誤報だと言うなら、党、自ら内部調査でもして「疑惑」について反論すればいい。


「小沢幹事長を信じる」・「小沢先生は潔白だ」と散々言う(・・リーク・・)だけではないか!?


確かに、マスコミ報道が常に「公正中立」ではないと誰でも知っているが、「反自民・民主党贔屓」のマスコミ報道には、トコトン便乗して政権交代に大きく役立てたではないか!?


民主党に都合の悪い報道は、偏向だと批判したり、具体的な根拠は示さずに「リーク記事」と決め付ける身勝手さは目に余る。


..........◇...........

原口総務相ほど、テレビなどマスコミにお世話になっている方はいないのではないだろうか?下手なタレントや芸人顔負けの露出度だ。

自民党の「政治とカネ」についても、おそらく、舌鋒鋭く攻撃されていたんでしょうネ。


そりゃ、「口が滑った」と、テレビ、マスコミに言い訳するよネ。

「報道の自由とジャーナリストを守るためにも(発言したので)、感謝されこそすれ、非難されるいわれはない」・・・もう、呆れるやら...............笑うしかないか?



「国民の多くの皆様に選んでいただいた」・・・・ 民主党の傲慢さは、総ては、そこに帰結する。


「検察のリークは違法の塊」民主・山岡氏

 民主党の山岡賢次国会対策委員長は4日、CS放送の番組で、同党の小沢幹事長をめぐる「政治とカネ」に関する報道が相次いでいることについて、「検察が調査したものをリークするのは違法の塊だ。そういう風にマスコミを使っていろいろ作っていくのは、まさにアジテーターだ」と述べ、検察当局を批判した。

(2010年1月5日00時45分 読売新聞)

総務相「関係者」発言で重ねて釈明

 原口総務相は22日の閣議後の記者会見で、民主党の小沢幹事長の資金管理団体の土地購入を巡る事件に絡み、テレビ報道が情報源を「関係者」と表現するのは「不適だ」とした自らの発言について、「ある捜査機関が『関係者』と報道しないと、『出入り禁止』にしたと聞いた。報道の自由とジャーナリストを守るためにも(発言したので)、感謝されこそすれ、非難されるいわれはない」と述べ、過去の捜査当局の報道機関への対応を批判する趣旨だったと説明した。


 しかし即座に「『感謝されこそすれ……』というのは、私が傲慢(ごうまん)だった。冗談めかして言ったことはおわびする」と発言を撤回した。


 原口氏はその上で「取材源そのものをオープンにしなければいけないと言う気もないし、マスコミに介入する気も全くない。言論の自由を守り、国民の知る権利を守ろうと思っている」と重ねて釈明した。

(2010年1月22日20時52分 読売新聞)

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