天下り? | こころ、デトックス

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自傷癖国家日本。絶滅危惧種日本人。

日銀総裁・副総裁に就任することは財務省からの「天下り」とは驚いた。

日銀がまるで役所(財務省)の下部機関のような言われ方だ、「日銀の独立性」を声高に主張する民主党こそ「独立性」を侵し政治のおもちゃにしているのでは......


日銀総裁・副総裁のポストは、所謂「天下り」のおいしい汁を吸えるような職務ではないと思うが.....

日銀総裁としての実務に「財務省」経験はプラスになっても害にはならないのではないか?


公務員(官僚)も再就職を「天下りの弊害」で切り捨てられ、白眼視されては、堪らないだろうなと同情したくなるときがある... 民間でも彼らの経験や能力を必要としているところはいくらでもある。


4月8日付 よみうり寸評

 いつまでやっているんだ---


多くの国民がそう思っている。当事者の鳩山民主党幹事長がそう認めている。うんざりの事態だ

◆日本銀行の総裁・副総裁人事の話。3度目の提案が成功かどうか、なお迷走している。白川方明副総裁の総裁昇格はOKだが、財務省の前財務官で一橋大教授の渡辺博史氏を副総裁とする案に野党がまた難色を示した

◆政府の提案がそのたびに()られた経過を見ると、任命権者は政府なのか民主党なのか?わからないような展開。ねじれ国会のひずみ克服に知恵も分別も感じられない

◆何が何でも〈財務省出身は拒否〉という民主党のモノサシは説得力がない。〈天下りはNO〉というが日銀総裁というポストは天下っていく地位か?

◆そのへんの疑問がぬぐえない。人物を判断しない不同意はかたくなだ。財政と金融の分離、日銀の独立性尊重を言いながら、政治が人事をもてあそび、その独立性を侵しているように見える

◆政権を追い込む狙いの不同意連発も過ぎたるは及ばざるがごとしだ。

2008年4月8日14時01分 読売新聞)


民主党幹部は事あるごとに、「与党の言うとおりにしろとは横暴だ、審議を尽くすべし」と仰る。

さて、「我々の主張以外は聞く耳持たぬ」は野党のほうだと思うのだが、

なぜか、野党がゴネ、審議をすっぽかし、国会を停滞させる度に、内閣支持率が下がる....


不思議だ「民意」とは本当に混乱と停滞を望んでいるのだろうか?

ある意味これほどメチャクチャなのに平和で「政治ショウ」を楽しんでいる日本ってすばらしい。


                 ガーン


「参院を制するものが政治を制す」.......ちょっとはしゃぎ過ぎではないですか、日銀総裁、副総裁の人事権は内閣にあるんですよ「山岡さん」。


「山岡先生」は、”プライベート”なこととおっしゃっているらしいですが、大蔵政務次官だった「山岡先生」の親切から出た情報?恫喝?。


大蔵政務次官から国会議員、これって、究極の「天下り?」かも、日銀副総裁人事の絡んだ財務省出身者のお偉い方に電話1本で「俺は反対だよ」って...... しかも留守電。


「民主党は反対」提示前、山岡氏が渡辺副総裁候補に留守電

政府が日銀副総裁候補として渡辺博史・一橋大教授を提示したことについて、民主党の山岡賢次国会対策委員長が提示前に渡辺氏に電話をかけ、民主党の対応などを伝えていたことが8日、わかった。  

複数の自民党幹部が明らかにした。  

8日午前の自民党役員連絡会後に、伊吹幹事長ら主要幹部が日銀総裁人事について話し合った際、話題になった。自民党幹部によると、山岡氏は渡辺氏と直接会話はせず、留守番電話に「民主党は反対するとお伝えしておく」などと伝言を残したという。  

これに関連し、自民党幹部は8日、「人事案の決定前に、国会議員が候補者に反対だと直接伝えるのは、辞退するよう政治的圧力をかけたようなものだ」と語った。  山岡氏は、財務省出身の渡辺氏の副総裁起用は、天下り人事にあたるなどとして反対する考えを示している。

(2008年4月8日14時31分 読売新聞)



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