休みにやりたかった事が二つありました。
一つは,アイロンタンクの掃除にハイソフナーの取り換え!
洋裁道具の中で家庭用と工業用で差の大きいのがアイロンだと思います。
お教室で工業用のアイロンを初めて使った洋裁好きさん達が欲しい物リストに書き足し、我慢できず購入を決める人が多いこと・・・・。
そのアイロンはバキューム込みのナオモトのQイングという物です。
これは工業用のアイロンをコンパクトにまとめて一般の人でも使いやすく家にも置きやすいように下にコロコロも付いていて動かせるようになっているのです。
洋裁で私達の様に仕事をしている者が早く綺麗に縫えるのはアイロンをかける技術の違いが一番かと思います。
ミシンの技術よりです。
仕事ではアイロン3年と言われます。毎日アイロン工程ばかり仕事してです。
私はアトリエで中国の研修生達と量産を回している時、忙しい時ほど自分がアイロンの立って回していました。
研修生達も忙しいと休めないしイライラしてきて、アイロンが下手だと文句が出てくるのです。
研修生どおしだと、それで喧嘩になってしまいます。
それが私だと下手でも、「ここをもう少しこうアイロンしてもらうと縫いやすです」と言ってくれたり、2ライン【snsではなくて同じ洋服を流し作業で縫っている列の事】回している時は見ていてアイロン工程が追い付かない時は強制的に次のサイズや違う物にチェンジさせても仕方なく受け入れてくれます。
そんな研修生達のアドバイスをもらいながら培ったアイロン技術は今でも有難く、お教室や今後YouTubeなので一般の方の洋裁に少しでも参考にしてもらえたら洋服作りが早く綺麗になるかと・・・・。
そんな重要な洋裁道具アイテムのメンテナンス!
これはタンクの中に入れて使うハイソフナーと言う物です。
左の大は吊るしタンク、右の小はQイングの方の物です。意外と値が高いのですが、この黒く見えているものの色が変わってきたら交換です。
その交換サインが出ていたのに、なかなか交換出来ずに、ずーと気になっていました。(>_<)
いつも私は、このハイソフナーの交換を簡単にするように、台所の不織布のゴミ入れに小分けして入れていました。
でも、年々ハイソフナーが出てしまう程に不織布の目が粗くなってきました。
100均でネット2重のが売っていたので買ってみましたがダメそうなので考えて夏裏のサップで袋を袋縫いでぬいました。
それが写真だと見難いですが不織布の下に見えるのがそれです。
Qイングは横に付いているホースを下向きにするとタンク内の水を排出できます。
水を排出したら、このカップを取り出し、タンク内も水を流して洗います。
カップの中の下には右の様にゴムパッキンに網が入っていて、ハイソフナーを直に入れても大丈夫にはなっているのですが、ハイソフナーってすごーく細かい物なので交換時に大変で流しに流れないように気をつけなくてはなりません。
これは古い処分するハイソフナーです。この様にグレーのサップで袋を縫って流しに流れない様に気をつけました。
吊るしのタンクの方も綺麗に掃除してサップの袋に小分けして入れました。
ナオモトさんの表記ではたまにハイソフナーをかき混ぜる様な事が書いてあるので、私はこの束ごと動かします。
動かす効き目ないかなぁ?
でも、バラでハイソフナーを入れての大変な思いは・・・・。
そしてアイロン掃除です。
まず横のカバーネジを外します。
なんかこのネジと板の組み合わせが取り外しが意外とやり難く、この押すだけで回せるドライバーを使っています。
カバーが外れるとこんな感じです。
この後に使うアイロン用の道具です。
初めに
右から2番目の6画ドライバーを矢印方向へ回します。
中に座金の様な物が入っているので気を付けて下さいね。
次は一番前のネジを緩めると下の部分が外れます。
ここにカルキが溜まったたり蒸気穴をふさいでしまっているのを取り除いて下さい。
私はアイロンに付いている針がねより、ベビーロックに付いている針がねで穴の中を通したりします。
アイロン、タンクも掃除して台のカバーも綺麗な物と取り換えて気持ちスッキリです。
もう一つのやりたかった事まで手を付けられませんでした。
お教室のブラインドの掃除です。
正面の窓にこのお教室課題のサンプルラックの右側も3面窓にブラインドなのですが、コロナ禍で窓明けにクーラー、ジアイーノ、扇風機を使用、窓を対角線で少しなのですが開けています。
少しなのに換気されているのが判るブラインドが一気にホコリだらけ!
(>_<)
今しばらく見て見ぬふりをします。
今日もブログを読んで下さりありがとうございました。
ブログも動画もいつもながらの更新ですが今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
受講生達はQイングを楽天のナオモト本体から購入で自分で組み立てています。
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