皆さんはミシン掃除や油さしは、どのくらいの頻度でやっていますか?
ミシン掃除と油さしが大事なのは解っていても、お教室でもなかなか掃除が出来ないのです。
なので、月末の補講に参加する人達に毎月始める前に掃除をしてもらう事にしています。
今日はそんなミシン掃除について少し書きたいと思います。
はじめに掃除の用意です。
○ティッシュ、またはドライシート(100均で売っている床掃除用に巻くシート)
○4センチ四方に小さく切った布、またはドライシート
○ピンセット
○ブラシ
○ドライバー
○ミシン油
注意=コンセント、コントローラーは外して下さい。
職業用ミシン(シュプール)
はじめに送りの板のネジを外します。
長いドライバーを持っている人は、それを使うと簡単に外せます。
持ってない人は付属で入っているT字のドライバーで開けて下さい。
開けたらピンセットで小さく切った布やドライシートで中のホコリを取り除いて下さい。
ミシンを倒します。
底板が開くようになっています。
底板を外すと釜の芯棒や送り歯の軸が見えます。
ここのホコリも取り除きましょう。
釜の芯棒に糸が絡んでいました。
底板は洗ったから綺麗でしょう!
底板をはめてミシンを起こし油さしの開始です。
釜の爪を下側にして➡で示してある所に1滴たらしてプーリー(はずみ車)を手で何回転か回し油が釜に回るようにします。
次は上部の油さし穴から数滴ずつさします。
下の写真の赤い〇の位置です。
青の★の所はネジ穴なのでさしてはダメです。
ネジ穴は上から覗くと線が見えます。
これで職業用本縫いミシンの掃除は完了です。
注意=油をさした後は必ず試し縫いを何本も縫いましょう。
裏地は油の飛びが見えやすいので試し生地にするのをお薦めします。
次は家庭用ロックミシン(糸通しエアータイプ)の掃除です。
用意するものは本縫いミシンで使った物にプラスして
〇附属で入っている針がね。
〇静電気防止ブラシ
静電気防止用ブラシでホコリを取り除きます。
このブラシも受講生に教えてもらって重宝しているグッズです。
ロックミシンって切りくずが静電気でまつわりついて取れないのですよね。
それがウソのようにサッサと取れるのです。
本当の使い方はプラモデルの塗装する時のホコリを取るものらしいのですが、私は工業用のロックでも使用しています。
工業用のロックは静電気に加えて油もあるのですが、大丈夫です。
ドライシートを小さく切ったものをピンセットでつまんで奥まで拭いて下さい。
次に底板を開けます。
きゃ~(>_<) こんなにホコリくずが!
底の中もゴシゴシ! 汚れている!
次はエアーの中の掃除です。
糸がついていたら外して下さい。
まず糸を通す時と同じ要領で筒管を閉じます。
機種によって違うので説明書を参照してくださいね。
附属で入っている針がねを通してルーパーまで出します。
何度かやればOKです。
(糸がエアーで通らなくなった時もこの工程をやると良いです)
注意=家庭用エアータイプのロックミシンは基本、油はいらないです。
ロックミシンの掃除は完了です。
閉めた筒管を開いて試し縫いをして下さい。
いつも楽しませてくれているミシン達です。
綺麗にしてあげて大切に仲良くして下さいね。
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