また、ちょっと間が空いてしまいましたが先日紹介した匠の技で無料配布していた
DVDを見た感想を今日はお話します。
染色補正とはシミ抜きの技の事でした。
こんな技能士さんがいらっしゃる事すら知りませんでした。
私は薬品の種類などは良く判らすベンジンが基本的使われているのと、シミを落とす途中で輪ジミになるのに対して周りをぼかすようにしていくのかぁ?ぐらいの理解しか出来ませんでした。
ただ長年使っている道具、薬品と超一流の技のシミ抜きの知識がすごいのは何も知らない私でも見ていて解りました。
シミ抜きの知識は無いですが洋裁をしていてもシミを付けやすい箇所があるのは知っています。
汚れを付けやすいのが押さえの棒の上側を擦ってつけてしまう金属が擦れて油と混ざった黒いシミ!
これは取れない‼️
リボンって、ただのシーチングの切れ端
見た目が悪い!
でもこれだけで白ぽいものを縫う時に汚れから救うので絶対なのです。
もし付いてしまった時の応急処置は台所洗剤を少し付けてもみ出しです。輪ジミ注意ですが!
そして、もう一つ取れ難いのは裏地の水ジミです。
前のブログで紹介した穴あき紙定規ですが、穴の上から裏地を折る時に蒸気を出したら斑点模様が出来てしまったと・・・。
それは付きますね。
裏地にアイロンをかける時、気をつけなければならないのは蒸気の出し方もあります。
アイロン温度が低すぎて蒸気にならずに水が線のように付いてしまう事も・・・。
裏地のアイロンの注意事項をもう1つ付け加えておくと、裏地のアイロンはキセをかけるアイロンですが、折ってアイロンをするので、
その時にロックミシンの上にアインを乗せないようにアイロンをかけないとロックミシンの糸の当たりが出てしまうのです。
文章では解り難いですね。
又、そのうちにキセアイロンで写真を撮ってお話書きますね。
こんな時こそ本当は動画なのでしょね。
今度は動画アップが出来るように勉強しなくては!
話をDVDにもどすと、もう一つ頂いてきた洋裁の方は注文服の方の一級技能士の先生がジャケットを縫い上げるまでの動画です。
ベテランの先生の技は素晴らしくアイロン技やハザシなど既製服ではやらない技を見る事が出来て得るものがあるDVDでしてた。
ジャケットの工程が解らない人にとっては貴重なDVDだと思います。
注文服の縫製と既製服の縫製の一番の違いは既製服縫製はマチ針を使わずに、しつけなどもしないところです。
私が持っている既製服1級技能士は裏付きジャケットでも2着を6時間で縫い上げなければならないのでマチ針を使っていては間に合わないのです。
注文服の良さ、既製服の良さそれぞれ得るものが違うと言う事です。
そんな事も含めたいろいろな引き出しをどれだけ持てるか?でクオリティにスピードが付いてきたりします。
今年もヒロアミー洋裁教室では既製服の技能士の検定に挑戦する人達のスイッチが入りました。
来月に技能士検定の申し込みが始まるので・・・。
昨年受けた人達は学科は全員合格しましたが、あいにく実技を落としてしまった人達は今年は実技のみの挑戦です。
昨年は東京都は既製服の1級合格者は0人だったのです。
婦人子供既製服技能士検定の1級の実技課題です。
裏付きで後ろベンツ片玉フラップポケットのジャケットを6時間で2枚
今年こそ頑張って欲しいです。
新たに今年受けたいという子達と昨年同様に過去問をラインで必ず一日一問は送信してくると約束して学科の勉強のやり取りです。
例えば織物の三原組織とはとか、色の三要素とは?色の三原色は?などの問題に対して、それを調べてラインノートに送ってきて私がチェックして返すの繰り返しです。
問題の範囲は生地に関するもの、シルエットデザイン、素材の特徴、サイズの表記、ミシンの回転数、糸の種類から特徴、洋服の工程、芯の知識などなどと広範囲なのです。
お蔭様で私も頭の体操です。
ヒロアミー洋裁教室は検定を受けるレベルの人から初心者までと洋裁レベルはいろいろですが、洋裁好きで洋裁を楽しむ事の出来る人が対象です。
興味を持たれた方は直ぐには入れませんが見学はいつでも可能です。
お気軽にFAXで申し込みして下さい。
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