既製服技能検定 | ヒロアミー日記

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ピンを使わない洋服作り、既製服縫製の洋裁教室
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技能検定

技能検定とは、働くうえで身につける、または必要とされる技能の習得レベルを評価する国家検定制度です。試験に合格すると合格証書が交付され、「技能士」と名乗ることができます。「厚生労働省HPより」

 

   

この写真は私がお世話になっているミシン屋さんの写真です。

工業用の本縫いミシン、ロックミシンが写真手前で奥の棚にはアンティークミシンコレクションが・・・。

このミシン屋さんのアンティークミシンがTV撮影に使われたりしています。

 

ミシン屋さんのリンクを貼っておきます。

長崎ミシン商会https://itp.ne.jp/info/137914520159830620/

 

先日の日曜日に検定を受ける予定のメンバーを連れて、このミシン屋さんへ行ってきました。

なぜか?

 

それは検定を受ける人達がどのくらい初めての工業用ミシンに対応できるか確認をするためでした。

私が持っている婦人子供既製服製造の検定試験が12月から来年にかけて行われます。

 

既製服1級の試験内容

6時間で 2枚 - テーラード総裏ジャケット(片玉フラップ、ノッチドラペル、袖明きみせ、後ろベント)

●計画立案書作成(デザイン画を見て工程作業表を作成したり、秒数を計算したり)

●学科試験(全国一斉)

 

既製服2級の試験内容

4時間半で 2枚 - 裏付きワンピース(月腰カラー、前明き見返し仕様、ベルト付き、ベルトループ)

●学科試験(全国一斉)

 

  1級の計画立案書とはこんな感じで秒数まで書かれたもの

これはお教室のステップ2で初めに作るパンツの工程表を私が作成したものです。

 

こんな試験内容でミシン調節も試験内容に含まれているのです。

 

工業用のミシンは使用してきた人達の癖がついているのです。

それだけ自分のミシンには愛着が湧いてくるのですが、試験となるとそのミシン個々の癖がネックになる事があるのです。

出足のすごく早いミシンや踏板の踏み込みが深いミシン、ひざ上げの反応が遅いなどなど・・・。

試験当日どんな癖のあるミシンに当たるかわからないのです。

 

7月からお教室では検定コースを開講するにあたって、その辺の対応能力の見極めでした。

上の試験内容でも解るように実技試験はかなりハードでミシン云々とは言ってられません。

それに伴い、ミシン屋さんのご厚意でいろいろなミシンを踏ませて頂いたのです。

動線や生地の動かし方までシュミレーションです。

 

ヒロアミー洋裁教室にはお直し屋さんで働いている人は6名もいて、それも皆違う会社だっらりするのですが、その他にも縫う事を仕事にしている人達や、趣味で洋服や小物を縫っている人、全くの初心者さんとレベルはまちまちです。

検定試験を受ける人も仕事で使いたい人、自分向上のための人など様々です。

合格するにこしたことはありませんが、受験を希望して目標を持つ事は年を重ねた中では新鮮だったりするものです。

 

受講者さん達に強制することはいっさい無く、自由参加ですが今初心者の子も数年後には受けたいなどと言っています。

 

はい。2級は実務経験0年から受けられるので大丈夫ですよ!

それに縫う事はいくらでも教えてあげます。それにこの半年でピンを使わずにブラウスやスカートは縫えるようになりましたよね。

 

それよりも私は久しぶりに検定の学科試験の過去問を見開いて、わからない事がチラホラ(><;)

皆と一緒に再度勉強です。

 

そんなヒロアミー洋裁教室では7月生を募集中です。

見学に来て頂ければ試験とは関係なく、ただただ洋裁を楽しんでいる様子が判るかと思います。

どうぞお気軽に見学にいらして下さい。

 

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