先日私がブログで紹介した持ち歩く洋裁道具入れを早速真似てくれた受講生さんは私のより進化していたので紹介します。
カラーはグレーベージュで手前の透けているポケットにはアイロンの当て布用にお教室の初めに渡したオーガンジーが入れられて上側のファスナーポケットにも整理されて洋裁小物が・・・。
そして進化は
ここにもお教室の初めに差し上げている耐水性320番の紙ヤスリに手前に見えるのがベラ針です。
これがベラ針でロック糸を引き込んだり細いループを返すのに使います。
ヒロアミー洋裁教室の三種の神器のごとく有ると便利なのでお渡ししているのです。
・アイロンの当て布用のオーガンジー2枚」
・耐水性320番を25ミリ幅にカットしたもの2枚
・ベラ針1本
そのベラ針入れがサイドについているのです。それはシャープペンの芯入れに磁石まで付けてあってベラ針が逃げないようになっているのです。使いやすく、この発想には脱帽です。このペン立てをポーチから出してミシン横にセッティングで完璧です。
他の時間帯の受講生さんにこの写真を見せたら自分もすぐにやると大いに盛り上がってしまいました。
そして、みんなの発想の豊かなことで、こんなに綺麗にベラ針入れは作れないから磁石だけ真似させてもらって、何にするか身近なもので入れる長さで取りやすくできるもの?ストローは?と下を折ってふさげばなどと・・・。
そして、無印良品のこの吊り下げ洗面ポーチは又タイプが変わるのか時期なのかわからないですが、在庫がなくなっているところが多いようですが店舗によってはありになっていたのでその無印のページのリンクを貼っておきますね。
このリンク先から店舗の在庫というところをクリックしてもらうと在庫のある店舗が判ります。
https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549337775220?searchno=38
ヒロアミー洋裁教室ステップ1の次の課題はブラウスで後ろループスラッシュ明きなので又ベラ針の出番です。
長袖のパターンも入っていて、部分縫いの袋でいってこい明きカフスは学んだところなので、そちらでもOKになっています。
この課題で学ぶところは衿の返り分の縫い方に袖付け、スリットのロックミシンのかけ方です。
そしてこのサンプルがあるので衿にレースを重ねて作りたい人達が・・・。そこで土台の生地に別の生地をのせて縫う裏打ち縫製の外回りの生地の読み方などになります。
私が考えていなかったもう一つ課題が・・・。
それは伸び止めテープなのです。
お教室で使う伸び止めテープは私が既製服縫製で使用している物を皆さんにも使用してもらっているのですが、受講生さん達が持ち合わせている伸び止めテープを持ってきて何だか違うけどと・・・?
確かに既製服のアパレル業界で使用されている伸び止めテープやインサイドベルトなど町の手芸屋さんであまり見かけた事がありません。
これだけネットの普及で情報が蔓延しているのに一般の人に進化している伸び止めテープ類は手に入らないどころか知られていない現実があるのです。
右から5個が受講生さんが持ってきたものです。左4個は私が仕事で使っているものです。
どう違うかを受講生さん達に知ってもらうために貼ってみました。
ブラウスなどの薄い素材などには出来るだけ薄く生地の風合いを壊さず止められるテープが良いのです。
どんなテープをどんな物に貼れば良いかと言う意識が無く洋服作りをしてきているのです。
そんな既製服で使用している物が一般の方に手に入るつてはないか模索中です。
余談ですがテープをアイロンで貼っている写真で当て布にオーガンジーを置いてあるのが判りますか?オーガンジーは左上に名前を書いて常に左上に名前を見て同じ向きで使用します。それは伸び止めや接着芯を貼ると糊がアイロン側に染み出してアイロンが滑らなくなるのを防ぐためで、嘘のようにこんな薄くて透けているオーガンジーなのですが優秀に防いでくれるのです。
さらには同じオーガンジーは使えないので2枚は常に用意して頂いてアイロンでテカリが出やすい素材のテカリ防止にも使えます。
試してみて下さい。
量産ではオーガンジーを置くよりスピードを重視する時は掃除用の布などを横に置き、アイロンクリナーを付けつつこすりながらなど・・・。
私は下のスティック状のタイプが好きなのですが、これも町では見かけた事がありません。私はちなみに箱でミシン屋さんから購入しています。
これだけITで進化している世の中ですが、身近にまだまだ進んでいない世界が存在することの一例にすぎないのかもしれません。
ヒロアミー日記への訪問をありがとうございます。ランキングに参加しております。
ポチとして頂けると励みになります。
にほんブログ村 宜しくお願い致します。
PC版「ヒロアミー洋裁講座」 ホームページでは洋裁教室のカリキュラムや申込書
ロックミシンほどき方 やブログ目次 で洋裁ネタをわかりやすく写真で掲載しています。
こちらへの訪問もお待ちしております。