シューズケース 作り方 (説明 2 裁断、接着芯貼り方)
●裁断、接着芯貼り、ノッチ(合印)入れ
このシューズケースの作り方は
説明 2 (裁断、接着芯貼り方)
マジックテープの縫い方 に分けて説明しています。
必要な生地の用尺
表地 プリント生地 110cm幅 1m
裏布 赤い生地 110cm幅 1m
接着芯地 90cm幅 50cm
このシューズケースだけだと丈の58cmあれば裁断可能ですが、60cmで生地を買うより1mで買って
残りでお着替えいれやその他の袋を作ると良いかと思います。
・本体=表地 1枚 (プリント) 裏布= 1枚 (アカ色)
・底布= 1枚 (アカ色)
・ふた= 2枚 (アカ色) 芯を貼ったもの
・持ち手=表地 1枚 (プリント) 裏布= 1枚 (アカ色)
注意 持ち手は生地によっては芯を貼るとよいです。
2、芯貼りパーツ(ふた部分)の裁断方法
接着芯を貼るパーツは形の形状をとどめておきたいパーツです。
でも、生地は熱を加えると縮んでしまうものも沢山あります。
そこで粗裁ちという工程が入るのです。
パターンより 1cm 大きく生地をカットします。
右に見えているのは接着芯です。出来ればですが、生地の色に接着芯の色も合わせます。
注意
左側の粗裁ちした生地を右の接着芯の上にのせて生地の大きさと同じ大きさに、生地がパターンだと思って下さい。できれば接着芯を2ミリほど小さく裁断できるのが理想です。
芯貼りパーツが沢山ある場合はまとめて型入れして、まとめて粗裁ちをする裁断方法もあります。
初心者さんによく見られるのが接着芯の方を大きく裁断してしまっているものです。
接着芯が大きいとアイロン台に貼りついてしまいます。
かといってパターン寸法で芯地を裁断するとズレて貼れない部分ができたりしてしまいます。
あくまで、粗裁ちした生地より接着芯が2ミリ小さく裁断できるのがベストです。
けっして接着芯の方が大きくならないように! ⇔ アイロン台に思いやりを!
注意
生地の裏面を上にして、そこに接着面を合わせてのせます。
その上に白っぽくみえますがオーガンジーの生地がのっているのがわかりますか?
アイロンにも思いやりを!
接着芯に直にアイロンをのせてしまうとアイロンがベタベタになてしまいます。
必ず当て布を置いて接着芯を貼って下さいね!
ポイント
当て布にはオーガンジーという生地がむいています。
透けて下の様子が見えるのにアイロンには糊がつきません。
必ず同じ面をのせるようにして下さい。そうしないとアイロンが犠牲になってしまします。
なので左上に何でも自分でわかるようにボールペンで印を書きいれておくと良いです。
私はちなみに当て布には白っぽいものを貼る用と黒っぽいものを貼る用と書いてあります。
それでも、接着芯で汚れてきますので消耗品として新しいものと取り替えていきます。
注意
オーガンジーはシルクオーガンジー、綿オーガンジー、ポリエステルオーガンジーがあります。
家庭用のアイロンの当て布としてポリエステルオーガンは温度によっては溶けてしまいます。
ちょっと高いですうがシルクオーガンジーをおすすめします。
綿オーガンでも良いですが下の状況が見えにくくなります。
写真では一箇所しかわかりませんが、
持ち手付け位置、ふた付け位置、本体底線、底布付け位置、
マジックテープ付け位置(本体側=表面)(ふた=裏布側)
ポイント
上の写真のマジックテープ付け位置にチャコペンで印を書き入れているところです。
よく見ていただくと角でなくて5ミリ中の対角線に丸くくりぬいてあるのわかりますか?
既製服の場合は書くという工程は無いのですが、焼き目打ちやレーザーで印を入れる場合に角に印をすると、ちょっとズレたりして印が見えてしまってはいけないので内部ポイントで印を入れます。
洋服でいうとダーツ先端の印などです。
ただ、初心者さんには内部ポイントの印付けは少し合わせるのが難しくなるので、自分のものであれば角に目打ちなどで穴をあけて印をした方が縫いやすいと思います。
シューズケースの作り方
説明 2 (裁断、接着芯貼り方)
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