基礎縫いミシン編 6
今日はミシン基礎縫いの一つ、袋縫いを説明します。
袋縫い仕様というと透ける素材に多用されるものと言えるでしょうか?
シフォンやオーガンジーのようなロックが透けてしまう素材の縫い代の仕様に使われます。
その他にも、ブラウスなどでロック仕様よりクオリティーランクを上げる場合や裏ナシジャケットのポケットの袋の仕様などと、いろいろな箇所で使われます。
今日と明日で透けない生地と透ける生地で分けて説明しますね。
袋縫い 1 (透けない生地の場合) 縫い代幅 1.5cm
1、生地の表裏、左右が解りやすいよう違う生地を使用して裁断しています。
ポイント
袋縫いという仕様を見たら、必ず生地を外側表から縫う!と覚えて下さい。
ポイント
この工程はデザイン箇所や1.5cmの縫い代をどのように使うかでカットの工程を省く場合やカット幅が違ってきます。ただ、どちらの仕様でもポソポソと出た裁ち端はカットした方がよいでしょう。
注意
袋縫いは、この縫い代カット幅、この後にもう一度縫う工程が入るため一箇所で1ミリ違っても全体ですぐに1cmくらいの寸法差が生じます。くれぐれも、もとの縫い代幅を正確に使っていって下さい。
素材によっては4の割りアイロンのみで、このアイロン工程を飛ばしても大丈夫なものもあります。
ポイント
透けない素材の場合は中の縫い代幅と、ここで縫う幅に少し差がある方が裁ち端が表ぬ出にくくなるので綺麗に仕上げることが可能です。今回の差は中の縫い代幅(5ミリ)縫い幅(7ミリ)と2ミリの差です。
これは袋縫いの完成(裏面から見た写真です)
洋裁初心者の方は袋ものの脇の縫いなどに使用して練習し理解すると良いでしょう。
覚えるとロックを使わず洋服も縫えるようになります。
ヒロアミー日記への訪問をありがとうございます。ランキングに参加しております。
ポチとして頂けると励みになります。
にほんブログ村 宜しくお願い致します。
PC版「ヒロアミー洋裁講座」 ホームページ
HPの方ではロックミシンほどき方 やブログ目次 で洋裁ネタをわかりやすく写真で掲載しています。
こちらへの訪問もお待ちしております。