基礎縫いミシン編 5
今日は昨日の続きで折り伏せ縫いの違うバージョンを説明していきます。
折り伏せ縫い 2 (縫い代が2cmと1cmで段差の場合)
左側 → 縫い代幅が2cm(赤花柄)と縫い代幅1cm(シーチング)で段差で裁断したものです。
右側 → 昨日説明した縫い代幅が同じ場合で裁断したものです。
アイロン紙定規を使用してアイロンすると歪まずに綺麗にアイロンができます。
アイロン定規の作り方は「ヒロアミー洋裁講座」 ホームページの洋裁道具のページに掲載しています。
ワンポイントアドバイス
このアイロンで折る縫い代幅は1cm弱で折ります。
1cmで折ってしまうと生地の厚み、紙定規の厚みなどで仕上がり寸法に影響してくるのと、次の工程にも影響があります。生地に厚みがある場合は9ミリ幅で折るなど調整をしていきます。
上の生地はステッチ定規を1cm弱に合わせます。
下の生地はミシン送り板の定規や紙に記入した定規で生地を合わせます。
ワンポイントアドバイス
赤い生地の方は折り目が付いています。その折り目を立ててシーチングの生地の方をぶつけるように置き縫います。この折り目を折って縫ってもよいです。
この縫い方に慣れると縫い代カットの工程がはぶけるのでスピーディーになります。
注意
赤い生地の1cmの部分は先に折れているので縫った部分のみにアイロンをあてます。
そのときに表側にキセ(生地がかぶった状態)が入らないように気をつけて下さい。
注意
折り伏せ仕様は昨日も書きましたが、裏側から見ても綺麗に見えないといけない仕様なので、裏側から縫えるようになると良いのです。
ただ、このステッチが表に出るので綺麗に幅を揃えたステッチで縫いたいのです。裏側から縫うのは少し難しい縫いになるかもしれませ。
仕上がりを綺麗にステッチするには今縫っている縫い目が写真で左に見えている始めに縫った縫い目からの幅にも意識をおきます。
さらに表側にキセが入らないように表側にも意識をおいて下さい。
この2枚は縫い代幅が同寸のものと段差で違うものですが仕上がりは同じになります。
素材やデザインに合わせた仕様、縫い工程で縫えるようになるのが仕上がりのクオリティーに影響してきます。
('-^*)/より多くの仕様や工程を知ることは楽しいことですよね。
次回は袋縫いの工程を説明していきます。
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