南稚内 春夏秋冬 | 日本の酒場をゆく

日本の酒場をゆく

旅酒や 無頼な心の よりどころ

 

 

 

 

とまり木に憩い、酒を飲むew_icon_a401_20240517084449581.gif
JR宗谷本線南稚内駅から歩くこと約1分、駅前に(春夏秋冬)がある。
「いらっしゃい」
扉を開けると女将が迎えてくれた。
玄関で履き物を脱いで上がる。
カウンターに腰をおろし、まずは酒。
鹿児島の芋焼酎「明るい農村」のお湯割りにした。
クイー……。
さつまいも【黄金千貫】の優しい甘みと紅茶のような厚みのある香り、骨格がしっかりしており、力強さがありながらすっきりとした口当たりだ。
鹿児島でしか飲まれていなかった芋焼酎が、福岡に、大阪に、やがて2000年頃には東京に。
そして仙台、盛岡とひたひたと北上し、北海道稚内の居酒屋にも進出。
本格焼酎の東征はめざましく、およそ20年前には全国進出は完了した。
中高年にとっては、魚刺身のような美食に合う華麗な日本酒よりも、枯れた味であまり贅沢な肴のいらない焼酎は、自在にお湯割りで飲める健康イメージもあって、焼酎甲類に替わる地酒として愛飲されている。
メモ値段表示は外税。
注意フライドポテト460円
ミニ生ちらし690円
大きなエビフライ700円
春夏刺身盛り3800円
明るい農村 水割580円
アサヒスーパードライ590円
「営業時間17:30~22:30/日休」