指宿 味彩 むさし | 日本の酒場をゆく

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酒飲みの心を癒す指宿の居酒屋の代表的な一軒ew_icon_a401_20240417174015616.gif
JR指宿枕崎線指宿駅から歩くこと約8分、指宿停車場線をまっすぐ歩くと居酒屋(味彩 むさし)がある。
南九州は圧倒的に焼酎圏で、鹿児島で酒といえば芋焼酎のことだ。
焼酎は今や全日本に広まったが、本場では昔から何も変わらずお湯割りで愛飲し、焼酎とのおだやかなつきあい方は一歩も二歩も上手である。
品書きに指宿の焼酎が6種揃う。
指宿の焼酎から大山甚七商店の芋焼酎「薩摩の誉」のオンザロックにした。
薩摩の誉は辛口の底に包容力のある甘さがあり、そこに気づくとやめられなくなる。
何かのきっかけで、ああこの人はいい人だったんだ、と判った時のようだ。
この日の「お造り三種盛」はカンパチ、カツオ、マダイにトビッコがかかる。
刺身はどれも若々しく光り、生臭さを全く感じない硬質な清涼感は、一目でモノが違う、格が違うと分かる。
カツオ腹皮焼きは、身はホコホコ、塩も強くなく、焼酎にぴったり。
注意だし巻卵焼660円
カツオ腹皮【鰹の大トロ】660円
お造り三種盛1100円
黒豚のロースステーキ1500円
薩摩の誉 ロック500円
利右衛門 ロック500円
「営業時間18:00~22:00/水・第2木休」