長沼 中清 | 日本の酒場をゆく

日本の酒場をゆく

旅酒や 無頼な心の よりどころ

 

 

地元に根差した町の蕎麦屋ew_icon_a400_202402111045596e3.gif
京王線長沼駅から徒歩約30秒、駅前の交差点を長沼橋方面に左折すると佇む蕎麦屋(中清)長沼駅前店に入った。
この店は現在12店舗の系列店【八王子市役所前店、日野駅前店、坂戸花影町店など】がある。
まずは蕎麦前とまいろう。
蕎麦をたぐる前に一杯やるのを「蕎麦前」と言う。
新潟地酒「越後桜」の燗酒にした。
伝統の技を機械化し、人の目で厳しく管理しながら、高品質な酒を大量に仕込むことで、低価格を実現。
蔵の近くにある瓢湖が白鳥飛来地であることから見学施設を「白鳥蔵」と命名。
クイー……。
毎日飲んでも飽きない酒だ。
うまいうまくないを越えた「平凡の日常酒」の良さがある。
さて、蕎麦屋酒の良さは最後にうまい蕎麦が待っていること。
届いた「もり」は大盛だ。
一般に名店ほど蕎麦の量が少ないが、ここは量が多い。
こういう市井の蕎麦屋の良さだ。
蕎麦屋は一種の酒場で、それも大仰に構えない気楽な場所である。
注意力うどん850円
冷やしたぬき850円
冷やしきつね900円
鴨せいろ950円
越後桜「新潟」1合450円
生搾りグレープフルーツサワー550円
「営業時間11:00~14:00・17:00~20:00/水休」