函館の魚介に酔いしれて
JR函館本線五稜郭駅から歩くこと約10分、トラックがびゅんびゅん走る国道5号沿いに(よし庵)がある。
平日の午後18時、開店時間だというのに暖簾が出されると、待ちわびた様子で客が店内になだれ込む。
それも地元客だけでなく、わざわざ遠方から足を運んでくる予約客が大半だという。
繁華街から離れた国道沿いという、飲食店として決して恵まれているとはいえない立地にもかかわらず、この人気。
今宵ありつける料理に期待は膨らむばかりだ。
この店の主役は魚介類。
まず、この店の実力を知るためにも刺身盛り合せを試してほしい。
この日はマツカワガレイ、シマアジ、ニシン、マグロ3種【トロ、中トロ、赤身】、ホッキ貝、ホタテ貝、ツブ貝、ボタンエビが登場した。
刺身はどれも鮮度抜群で、さすが北海道の魚貝と言ってみたくなる。
10年以上も日本中の居酒屋を歩き、少々スレてしまったが、(よし庵)に入り、まだまだすごい店はあるのだと思い知った。
活ホヤ550円
なまこ酢の物600円
銀ダラみそ焼850円
盛り合せ「花」1～2名位1350円
澤乃井「東京」純米680円
浦霞「宮城」本醸造680円
「営業時間18:00～22:00/月休」