桜木町 福仙楼 | 日本の酒場をゆく

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旅酒や 無頼な心の よりどころ

 

 

 

うまさの秘密は丁寧な仕込みew_icon_a401_2023120609091806b.gif
JR根岸線の桜木町駅から歩くこと約5分、野毛仲通りと野毛小路をつなぐ路地に中華料理屋(福仙楼)がある。
名物はギョウザ。
多い日には600~700個は作るという。
口にすると素材のうまみがあふれ、タレなしでもおいしく味わえる。
秘密の調味料や特別な隠し味があるわけではない。
素材のバランスと丁寧な下ごしらえが、この味を生み出しているのだ。
たとえば豚肉は国産を塊で仕入れ、店でカット。
ひき肉に比べて食感があり、ジューシーに仕上がる。
また、野菜は刻む前に丁寧に塩揉み。
これで甘みも際立つ。
地元で「ギョウザの福仙楼」と呼ばれるのも、納得のおいしさだ。
一品料理も、臨む姿勢は同じ。
手間を惜しまず、丁寧に。
選んだマーボー豆腐はシンプルにして美味。
ワンタンスープは豚肉のうまみがにじみ出る。
どれも味は強めだが、これが濃い目のウーロンハイや紹興酒とよく合う。
注意ミックス野菜炒め930円
マーボー豆腐990円
豚肉とピーマン炒め1050円
エビのネギ生姜炒め1880円
ウーロンハイ340円
ジンジャーハイボール480円
「営業時間11:00~15:00・17:00~翌0:00【火】17:00~翌0:00/不定休」