旗の台 かね久 | 日本の酒場をゆく

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地酒と名物おでんのマリアージュew_icon_a400_20230726120054155.gif
東急池上線と東急大井町線が交差する旗の台駅から歩くこと約3分、三間通り沿いにおでん居酒屋(かね久)がある。
東京のおでんは下煮した種を、昆布と鰹節の出汁の醤油味の汁に移すが、「煮てはダメ、温めるだけ」。
鍋は大根、練物、豆腐などと整然と仕切られ「動かしちゃダメ」。
おでん酒は盃より厚手のコップ酒が似合う。
ここではまず、戦後の屋台から始まった名物のおでんを味わっておきたい。
先代から受け継いだ出汁のきいた汁が伝統の味を生み出すこのおでんは、関東風とも関西風ともとれぬ独特のスタイルが特徴。
汁は透き通っているが出汁がよくきき、くどさは一切なく角のないまろやかな味わいに仕立てられている。
おでん種は100円で大根、こんにゃく、はんぺん、200円で豆腐、つみれ、たこ焼き天、300円でシュウマイ巻き、黒こしょうさつま揚げ、じゃがいも……。
品数も豊富だ。
〆は人気の「茶めし」で決まり。
注意自家製ぬか漬け480円
ニラもやし炒め550円
たこの唐揚げ650円
生ハムとトマトサラダ680円
ウーロンハイ450円
サッポロ生ビール黒ラベル550円
「営業時間17:00~22:00/日休【不定休あり】」