4度目の南米 | M3Variant : 高齢者の仲間入りしました

M3Variant : 高齢者の仲間入りしました

APL(急性前骨髄球性白血病)再発後、造血幹細胞自家移植を受け、社会復帰しました。
APLのほとんどはM3型(多顆粒型)ですが、APL全体の2%ほどしかない M3Variant(M3V型:微小顆粒型)のため、この名にしてます。
主なテーマは、白血病,旅行,日々の出来事 の3つです。

25.2.03(月)
前日、盛岡の自宅を出た後、栃木県小山市の隣、茨城県結城市のビジホに一泊。10時前、ビジホをチェックアウトしてJR水戸線結城駅へ。離陸まで時間があるので、結城から水戸線と常磐線経由で羽田まで時間をかけてゆっくり移動。今回も成田ではなく羽田からの出国。前々回と前回の海外旅行も羽田発着だった。3つ前は成田だったが、コロナ禍を挟んでいるので6年も前になるな。品川で京急に乗り継いで羽田へ。エア・カナダにチェックイン。

 

↑乗り継ぎの間、荷物の受取りは不要。
我々のチームからアドバイスがない限り。
とは、行かなかった。

 

チェックインカウンタで荷物を預けた時、荷物は乗り継ぎ先チリでの受取りとなり、カナダのトロントで受け取る必要はないということだった。荷物に付けたタグにも SCL(サンチェゴ)と印字されていて、ご丁寧にスマホにもその旨のメール↑が送られて来た。が、これが小トラブルの始まりだった。

定刻 18:50 のエア・カナダ AC002便に搭乗。機内は満員だった。12時間ほどのフライトで、定刻の 17:05 頃にトロント(Toronto)の空港に着いた。日付変更線を跨ぐので、日付は変わらない。雪ではなく、何と小雨が降っていた。2月のカナダで雪ではなく雨とはねえ。これも温暖化かな。

入国手続き後に税関審査で、荷物はないのか? と聞かれたので、行き先のチリ・サンチェゴでの受け取りと告げられたと答えたら、それはダメだいったん受け取らねばならない。とのこと。

税関職員と一緒に手荷物受取所に戻り、乗った便のコンベア(8番)に行ったが、私の荷物は出て来なかった。待っている間、雪でなく雨だね。と言ったら、今日だけとのこと。税関職員はトランシーバーでどこかと連絡を取り、5番のコンベアに荷物が出て来るとのこと。
で、私の荷物が出て来るのを一人で待っていたが、今度もなかなか出て来ない。そのうちさっきの税関職員が戻って来て、手荷物の事務所へ一緒に行き、無事に私の荷物を発見。どうやら羽田の職員は、乗り継ぎのトロントでいったん荷物を受け取る必要があることを認識していなかったようだ。自動発信のメールも来たから、システムでもチェックできずに通ってしまったのかな。

税関職員と一緒に税関審査の場所に戻った後、荷物の検査。通常より念入りに検査された。こういうトラブルがあると、検査も念入りになるのかな。問題なしで、やっとロビーに出られた。
海外一人旅でこういう予定外のことがあると、拙い英語で何とかしなければならないが、得てして後々、旅のいい思い出になるものさ。英会話の練習にもなる。

 

(25.02.23 追記)米国かカナダへの乗り継ぎと、それ以外の国への乗り継ぎを、私が取り違えたため生じたトラブルと判明。気付いたきっかけは、2月19日の記事に書きます。

 

速報ニュース カナダ・トロントの空港で
トランプの25%関税、30日間猶予

 

預け荷物のトラブルで2時間以上費やしたが、乗り継ぎまでまだ4時間近くあり、空港のバーで🍺ビールを飲んだ。夜になって外の雨は雪に変わり、うっすら積もっていた。バーのテレビではトランプがまた何かした。とかいうニュースを流していた。25%の関税が30日間猶予という速報ニュースだった。そう言えば翌2月4日から、米国がカナダからの輸入品に25%の関税をかける。という話だったな。30日延期か。30日後までにどうなることやら。

乗り継ぎのエア・カナダ AC092便は定刻 23:30 だったが、40分ほど遅れて出発。離陸は日付を跨いだ後だった。

25.2.04(火)
隣の席は70歳くらいの男性で、いろいろ話しかけてきた。モントリオールから来たとのこと。フランス語圏のカナダ人か。もちろん私などよりはるかに上手い英語を話せるのだろうが、聞き取りにくいところもあった。

10時間ほどのフライトで、定刻 12:10 のところ、30分ほどの遅れでチリの首都サンチャゴ(Santiago de Chile)の空港に着いた。ここでの乗り継ぎ時間は3時間20分の予定だったが、トロント発の遅れで2時間50分ほどになった。まあでも十分間に合うだろう。

いったん入国手続きをして預け荷物を受取った後、チリの航空会社ラタム航空(Latam Airlines) LA8117便、定刻 15:30 にチェックイン。荷物を預けて出国手続きをし、搭乗ゲートへ行ったら、ちょうど搭乗手続きが始まったところだった。エア・カナダの遅れがもう少し長かったら、間に合わなかったかも。



チリ・アルゼンチン国境のアンデス山脈を
越えるあたりだろうか。残雪も少しあった。


ほぼ定刻の 17:45、ウルグアイの首都モンテヴィデオ(Montevideo)の空港に到着。羽田離陸から、飛行機3便乗り継ぎ・機内2連泊で、35時間。

南米旅行は2008年のゴールデンウィークにブラジルへ行って以来、4回目(メキシコも含めると5回目)。17年ぶりかあ。APL白血病初発と、再発の間だったなあ。地球の裏側で遠いから、自身の年齢を考えるとこれが最後の南米旅行になるだろう。

ウルグアイは初めてで、数え方にもよるが、52か国目となる。予約していたホテルにチェックイン。北半球と季節が逆なので、今が夏。サマータイムの制度はないそうで、日本との時差は12時間でちょうど昼夜逆転。長時間のフライト疲れと時差ボケのため、チェックイン後はホテルで爆睡した。