皆既日蝕の感動の後、デトロイトへ | M3Variant : 高齢者の仲間入りしました

M3Variant : 高齢者の仲間入りしました

APL(急性前骨髄球性白血病)再発後、造血幹細胞自家移植を受け、社会復帰しました。
APLのほとんどはM3型(多顆粒型)ですが、APL全体の2%ほどしかない M3Variant(M3V型:微小顆粒型)のため、この名にしてます。
主なテーマは、白血病,旅行,日々の出来事 の3つです。

当初の計画では日蝕の後、エリー(Erie)湖を一周する日程を立てていたが、歯性上顎洞炎や歯科治療のため一週間短縮したので、エリー湖一周はとりやめ、日蝕の後はすぐ帰国することにした。ESTA のカナダ版である eTA も取得していたのだが、結局使わなかった。

24.4.09(火)
クリーヴランドのホテルをチェックアウトした。高級ホテルではないが、日蝕特別価格らしく、前々日,前日,日蝕当日のシングルルーム3泊で、税込み $827.45。かなり高いな。まあ、この金額なら私でも何とか払える範囲だろう。

 

15ヶ月前から開始のオンライン予約の際、ナイアガラの滝周辺のホテルも検索したが、日蝕前日は一番安いシングルルームでも1泊40万円台半ば。2番目はその時点で50万円超。ドル建てでの支払いだから、今の円安だと、1番だったところも50万円を超えただろうな。

 

皆既日蝕の感動の余韻に浸りながら、レンタカーで西へ。

サンダスキー(Sandusky)湾に架かる橋の手前で、エリー湖畔に少し突き出た所へ行ってみたら、5〜6人ほどが釣りをしていた。ここで40分ほど、車の中で昼寝。起きたらパトカーが来ていて、警官が釣人と話をしていた。事件などがあった雰囲気ではなく、ただの巡回だろう。

 

マーブルヘッド灯台と宿舎

 

橋を渡った後、対岸の小さな半島の先端にあるマーブルヘッド(Marblehead)灯台に立ち寄った。灯台の脇に、Keeper's house と書かれた木造2階建ての白い建物があった。燈台守の宿舎だろう。

 

米国に山口ナンバー?

 

駐車場に戻ると、山口ナンバーを着けた車が停まっていた。米国では州によって、前方のナンバープレートが不要で後方だけで可、という州があるそうだ。車で走っていて、前のナンバーがある車とないのがあるのには気づいていた。
この車は前ナンバー不要の州の車で、前の取り付け位置に日本のナンバープレートを着けたのだろうな。ひらがなの位置に「Y」と書かれているのは、在日米軍基地在住者の車である。横浜に住んでいた頃、「横浜 Y」ナンバーをよく見かけた。
「山口 Y」は岩国基地だろうな。この車の所有者は岩国基地に勤務していたことがあるのかな。それとも、単に、趣味で買って着けただけか?

灯台を後にした。トリードからは来た時と同じ、インターステート75号を北上し、デトロイトへ。来た時とは別のホテルにチェックインし、荷物を部屋に置いた後、レンタカーを返しに空港へ行った。