今年初の海外旅行 | M3Variant : 定年退職と同時にコロナ禍に

M3Variant : 定年退職と同時にコロナ禍に

APL(急性前骨髄球性白血病)再発後、造血幹細胞自家移植を受け、社会復帰しました。
APLで通常のM3型(多顆粒型)ではなく、APL全体の2%ほどしかない M3Variant(M3V型:微小顆粒型)のため、この名にしてます。
主なテーマは、白血病,旅行,日々の出来事 の3つです。

24.4.02(火)
海老名のビジホをチェックアウトし、相鉄線,京急線を乗り継ぎ、羽田空港へ。以前は本厚木・海老名から羽田へ行くリムジンバスがあったのだが、全便運休とのこと。このまま廃止になるんだろうな。路線バスの維持は、大都市圏でさえ困難になってきている。

デルタ航空276便デトロイト行きは、羽田定刻 15:25 発だが、15:15 発に変更されていた。10分だけ前倒しなので、乗客に大きな影響はないだろう。機内はほぼ満席だった。
定刻 14:50 ミシガン(Michigan)州のデトロイト(Detroit)着。半日も飛行機に乗り、日没と日の出を過ごすが、日付変更線を越えるので、同じ日付のうちに着く。

APL白血病初発で入院していた2006年、同じ病室に急性リンパ性白血病で入院した米国人がいた。入院中にその母親が来て毎日病室に来ていたし、父親も一回来たことがあった。その米国人がミシガン州のラピアー(Lapeer)という町の出身と言っていたのを思い出す。地図で見ると、デトロイトから70kmほど北にある。その米国人は初回退院の後で米国に帰国したが、帰国後の治療で白血病は寛解したのかなあ。もう18年も前のことになるんだな。

税関を通って米国入国。ミシガン州は初めて。ビザ免除国籍でも米国入国に必要な ESTA、これまでも今回も個人で取得しているが、条件が年々厳しくなっている。今回の ESTA 取得では下記の条件に該当する場合、ESTA は認可されずビザ取得が必要とのことだった。

1.2011年3月1日以降にイラン,イラク,北朝鮮,スーダン,シリア,リビア,ソマリア,イエメンに渡航または滞在したことがある
2.キューバ,イラン,イラク,北朝鮮,スーダン,シリアいずれかの国籍を有する二重国籍者
3.2021年1月12日以降にキューバに渡航または滞在したことがある


ビザ免除国籍でも、米国に入国したい奴はこれらの国には行くな。と言っているようなもんだ。これらの国のうち、私が行ったことがあるのはイランだけで、2007年だったので該当しない。まあ、そんな訳で、今回は ESTA を取得できた。

タクシー(おそらく白タク)で空港近くのモーテルにチェックイン。デトロイトは北海道の室蘭と同じくらいの緯度で、寒暖の差は日本より大きいようだ。雨が降っていて、盛岡より少し肌寒かった。

チェックイン後、近くの店でサンドイッチとビールを買おうとしたら、I.D.かパスポートの提示を要求された。ビールを買うにも年齢確認が必要なのかな。ホテルに置いてきて今は持っていないと言ったら、了承してくれてビールを買うことができた。

これから9日間の米国旅行が始まる。耳鼻科も歯科も、次回通院は10日後。10日間無事に過ごせますように。特に治療中の歯の仮詰めは取れませんように~ぃ。

 

24.4.03(水)
深夜2時頃目が覚めたら、上の階の方から足音がしていた。すぐに止むだろうと思っていたが、4時過ぎ頃まで続いた。何だろう。やや気になったが5時頃には寝れた。

 

目が覚めたら10時半近くだった。あれま寝坊だな。時差ボケの影響もありそうだ。加齢と共に時差への順応も低下しているようだ。モーテルの朝食も終わっているので、近くで何か食べようとマックへ行って遅い朝食。

 

マックから帰った後はずっとホテルにいた。デトロイト市内へ行ってみることも考えたが、治安の悪さで悪評高いデトロイト。殺人事件発生率は全米平均の9倍とか。市内観光も要注意らしい。時差ぼけで歩いていたら狙われるかも。時差ぼけ解消のため、モーテルでのんびりしていた。