ケルンへ | M3Variant : 高齢者の仲間入りしました

M3Variant : 高齢者の仲間入りしました

APL(急性前骨髄球性白血病)再発後、造血幹細胞自家移植を受け、社会復帰しました。
APLのほとんどはM3型(多顆粒型)ですが、APL全体の2%ほどしかない M3Variant(M3V型:微小顆粒型)のため、この名にしてます。
主なテーマは、白血病,旅行,日々の出来事 の3つです。

23.9.28(木)
海外一人旅ではたいてい、最初の数日と終わりの数日だけホテル等の予約をしておき、それ以外は行き当たりばったりのことが多い。シュトゥットゥガルトでは結局どこも見ず、単に中継地点となってしまった。
シュトゥットゥガルトのビジホをチェックアウトし、ケルンへ向かった。370kmほどだが、速度無制限のアウトバーンを走れば半日で着くだろう。と思っていたら、さにあらず。途中、工事中の区間が何か所もあってその度に渋滞気味。ケルンのホテルに着いたのは夕方近かった。

23.9.29(金)
ケルン市内をぶらぶら。最後にホテルのすぐそばの博物館に立ち寄った。


「チョコレート博物館」という名前から、当初はあまり期待しておらず、ホテルに帰る直前にチョコっと立ち寄った。くらいのつもりだったが、いやいやお見それしました。ここがこの日一番楽しかった。

ケルンのチョコレート博物館

 

実際にチョコレートを生産している工場の一部を博物館にしたもので、よく見かける 2cm×1cm角くらいの小さな板チョコの生産工程を、カカオ豆の挽き(グラインド)から包装に至るまで、ガラス越しに見ることができた。
包装直前の生産ライン脇には押しボタンがあり、ボタンを押すとライン上で流れている板チョコを1個運んできて、テイスティングができた。もちろん私M3Vも、1個ご試食なさりました。

実際のライン以外にも、チョコレートの歴史や、現在の国際取引状況を解説していた。チョコレート生産の上位十数社が掲示されていて、日本からは明治製菓と江崎グリコがランクインしていた。へえーそうなんだ。森永やロッテは入っていなかった。

夕方は小雨。この日、日本はたしか中秋の名月。時差があるからケルンでは前日かもしれないが、月は見られなかった。