2020年2月の定年退職と同時にコロナ禍が始まり、海外旅行から遠ざかっていた。今年5月の5類移行など、だいぶコロナも治ってきたようなので、久々に海外に出かけることにした。ただ、今は円安なので、少し高くつきそうだな。
また、来年2024年から、EUへ行くには ETIAS というものを取得しなければならくなるそうだ。米国へ行く時には ESTA というものを取得しなけらばならないが、それと同じようなものらしい。だんだん、面倒くさくなるなあ。
23.9.18(月)
京急川崎駅近くのビジホをチェックアウトして羽田へ。2018年末以来、4年半ぶりの出国手続き。考えてみれば、ヤフブロからアメブロに移住した19年春以降、初の海外旅行となる。
定刻 9:40 発のルフトハンザドイツ航空LH715便に搭乗。離陸して北東方向、アラスカ方面へ向かった。以前は日本海に抜けてシベリアに入ったのにね。
今までは日本⇔欧州便に乗ると、シベリア上空を通るルートだったが、ロシアのウクライナ侵攻の影響で、ロシア上空を通れなくなった。冷戦時代、アラスカのアンカレジ空港は「空の十字路」と呼ばれていたそうだが、冷戦時代に逆戻りしたようなものだ。
夏休みも終わったが、機内は意外に混んでいて満員に近かった。ただ、私の席の隣、窓側3列の中間は空席で、荷物を置けるので便利だった。
その隣、つまり3列の反対側の席には小柄な中年女性が座った。飛行中にその女性と話したところ、ツアーコンダクターで、客と一緒に乗ったそうだ。ツアコンさんの苦労話をいろいろ聞いたが、いろんなトラブルがあるもんなんだね。
その女性の引率するツアーはミュンヘンで乗り継いで、スペインのバルセロナへ行くとのこと。私はミュンヘンで下り、翌日オクトーバーフェストへ行くと言ったら、その女性は、ツアコンの仕事ではなくプライベートな旅でオクトーバーフェストに行ったことがあり、1リットルのビアジョッキが重くて持ちあげられなかった。と言っていた。他にも酒の話しをしていたから、かなりの酒豪のようだ。
フライト14時間。以前より2時間増し。疲れるなあ。定刻 17:10 ミュンヘン着。2015年1月2日、スペイン・バルセロナから帰国する時に、ミュンヘンで羽田行きに乗り継いだが、その時は単なるトランジットで、空港から外には出ていない。その前は2012年4月27日、成田からミュンヘンに到着し、翌日クロアチアのザグレブ行きに乗った。その時は空港近くのホテルで1泊したので、ミュンヘンの空港で外に出るのはこれが2回目ということになるが、ミュンヘン市街地へは行っていない。タクシーに乗って、予約していた空港近くのホテルにチェックイン。
さて、機内でツアコンさんと話した通り、翌日はオクトーバーフェスト。その会場へ行く途中、あんなトラブルやハプニングに見舞われるとは、この晩は想像もしていなかった。どんな出来事だったかは、次の記事に投稿します。