歴史の道調査報告 | M3Variant : 定年退職と同時にコロナ禍に

M3Variant : 定年退職と同時にコロナ禍に

APL(急性前骨髄球性白血病)再発後、造血幹細胞自家移植を受け、社会復帰しました。
APLで通常のM3型(多顆粒型)ではなく、APL全体の2%ほどしかない M3Variant(M3V型:微小顆粒型)のため、この名にしてます。
主なテーマは、白血病,旅行,日々の出来事 の3つです。

五街道や主要な旧街道については、書籍が多数出版されていて、ネット上の情報も多いのだが、地方の旧街道ではそうはいかない。先月歩いた児玉往還もそうだった。


遠野街道について入手できた出版物は、「東北の街道」(監修:渡辺信夫,無明舎出版,1998年初版)のみ。
昨年歩いた宮古街道の時は「全国遺跡報告総覧」というサイトで宮古街道の調査報告を見つけ、その中の地図が詳しかったので、その地図を参考にして歩くルートを決めた。

今回もそのサイトを調べてみたら、あったあった。大槌・釜石街道:岩手県「歴史の道」調査報告 岩手県文化財調査報告書第六十四集(岩手県教育委員会 昭和56年)。この調査報告書の地図が最も信用できそうなので、この地図に従って歩くことにした。

この「歴史の道調査報告」は、文化庁が1978(昭和53)年度に開始したものらしい。児玉往還を下調べしたら、「街道歩き旅」 というサイトが「歴史の道調査報告書 川越・児玉往還」(埼玉県教育委員会)を参照・引用していた。その頃に全国的に調査したものかな。


ただ、その調査結果はネットからダウンロードできるもの,出版されているものなど、入手先は一つではなく、調査報告書を作成した都府県によって、扱いが異なっているようだった。ネットで閲覧できず出版もされていないものはどうすれば入手できるのかな。公文書だろうから情報公開要求とかで入手できるんだろうか。