23.3.10(金)
坂戸のビジホをチェックアウトし、高崎へ移動。
23.3.11(土)
高崎駅前のビジホを出て、7:54 の八高線気動車に乗り、児玉へ。
↓この日歩いたルートと写真→大きい地図で
8:25 児玉駅からこの日の街道歩き開始。8:35 崩れかかった空家の前を通過。日本中どこでも空家が目立つが、ここの空家の前にはフェンスが立てられていた。倒壊の危険ありか？ こういう空家、何とかならないもんかね。
8:50 カインズホームの先で、女堀川という小川に架かる雀の宮橋を渡った。農道の橋で、何の変哲もない小さなコンクリート橋だが、「街道歩き旅」，「街道・古道歩き」両方に「雀の宮橋」の名が書かれている。
この雀の宮橋を渡った先は、資料によってルートがかなり異なっている。旧街道ルートは失われているので、区画整理された田圃の畦道を少し歩いてみた。
2メートルほど高低差のある用水路を越えたら、種が多数付着した。前日からたびたび悩まされているセンダングサの種である。八高線沿いの車道に戻り、センダングサの種を落とした。
養鶏場直売うみたてたまご
阿保神社の少し先に「養鶏場直売うみたてたまご」と書かれたロッカー式の販売機があった。鶏卵の販売機というのは初めて見た気がする。値段は確認しなかったが、鳥インフルエンザの影響で現在、鶏卵は品薄で高値だね。
埼玉と群馬の県境となっている神流川の堤防を越え、川原のほうへ行く道へ入った。10:30 事前に調べたとおり「御野立所」と書かれた石碑があった。旧街道を歩くと明治天皇行幸の際の御野立所がよくあるので、ここもそうかなと思ったら、昭和天皇の行幸のものだそうだ。
御野立所から川の方へ進んだら、ホームレスの自作小屋があり、小屋の前でホームレスが何かを読んでいたのが見えた。私に気づき、視線も合った。追い返すような仕草などはなかったが、そこから引き返すことにした。
御野立所へ引き返し、地図に記載されている道を行こうとしたが、すぐに草ぼうぼうとなって通れそうがなく、再度引き返して堤防へ迂回してみたが、堤防の終わりから先も草ぼうぼうで通れそうがなく、3たび引き返して車道へ戻ったところでセンダングサの種を落とした。
11:00 国道254号の神流川の橋を渡り、群馬県に入り、11:30 児玉街道11番目、日本橋から19番目の旧宿場、藤岡宿を通過。大きな里程標があった。
「街道・古道歩き」，「街道歩き旅」の記事や、そこからダウンロードした児玉往還の地図データは、近くの群馬藤岡駅で終了している。川越街道＋児玉往還で中山道の脇往還となっているので、ここで終わるのではなく、中山道に合流するまでが児玉往還のような気がするのだが・・
藤岡から先のルートに関する情報は「GPSCycling」からしか入手できなかったが、「GPSCycling」のデータは大雑把なのが難点。とは言えどこのデータしかないので、これに従って歩くルートを決めた。
11:55 ラーメン店で昼食。児玉駅から 18,879歩，12.0km。12:20 昼食後、ウォーク再開。
13:40 山名八幡宮に立ち寄った。参道の途中を上信電鉄が横切っていて、線路下の通路を潜って社殿に行くことになる。通路の脇にトイレがあり、小用を足した。線路を潜って中に進んだら、事務所に人が常駐する大きな神社だった。
山名八幡宮から旧街道に戻った後、「上野三牌」という幟があった。「上野三牌」って、何だろう？ 後でネット検索したら、「こうずけさんぴ」と読み、日本に18例しか現存しない古代（7～11世紀）の石碑のなかで最古の石碑群で、山上碑（やまのうえひ）・多胡碑（たごひ）・金井沢碑（かないざわひ）の3つが、2020年にユネスコ「世界の記憶」に登録されたとのこと。はあ。今まで全然知らなかった。
橋脚跡か？
14:11 烏川の橋を渡っている途中、上流側に杭の跡が見えた。橋脚跡のようにも見える。昔の渡し跡かな？
佐野村30号古墳前でペットのお茶を飲んでいた時、時計を見たら 14:46 だった。この日は東日本大震災から12年目の日で、14:46 は地震発生時刻。あれからもう12年か。心の中で黙祷。
15:18 中山道との追分に到着。無事4日で児玉往還を歩き終えた。2009年3月15日に、中山道歩きで本庄駅から群馬八幡駅まで歩いた時、ここを通っている。
駅前のコンビニで買い物をし、16:00 高崎のビジホに到着。この日のウォーク終了。昼食後は 19,386歩，12.4km。