児玉往還歩き | M3Variant : 定年退職と同時にコロナ禍に

M3Variant : 定年退職と同時にコロナ禍に

APL(急性前骨髄球性白血病)再発後、造血幹細胞自家移植を受け、社会復帰しました。
APLで通常のM3型(多顆粒型)ではなく、APL全体の2%ほどしかない M3Variant(M3V型:微小顆粒型)のため、この名にしてます。
主なテーマは、白血病,旅行,日々の出来事 の3つです。

昨年は宮古街道と羽州街道を歩いた後、大垣から伊勢神宮まで歩いた。今年はどこを歩こうか。いろいろ思案し、まず初めに児玉往還を歩くことにした。
3月04日に岩手から福島まで移動したので、児玉往還を歩くのはその直後というスケジュールにしたのだが、今年はスギ花粉が多いとの予報。児玉往還のある埼玉県など、関東は昨年の5倍になるとの予測。まさにこれから大量飛散という時期と重なってしまった。
私の花粉症は軽症で、今まで薬は一度も飲まずに過ごしてきたのだが、前年の5倍なんていう話しを聞くと、やはり不安になるな。

23.3.06(月)
朝は天気予報通り、雨が降っていた。昼頃には晴れるという。雨だと花粉は少ないだろう。雨脚が弱まった頃を見計らって出発。東武東上線坂戸駅から川越駅へ。

 

↓この日歩いたルートと写真→大きい地図で

半年ぶりにマイマップを作ったが、作り方のコツや要注意点とか、かなり忘れてるな。

 

9:40 小雨だったが、川越駅からウォーク開始。すぐに旧川越街道に出た。川越街道は6年前に2日かけて歩いた。17年5月20日に和光市駅から川越駅まで歩いたので、それ以来となる。
大手門跡である川越市役所前交叉点で西方向に左折。旧川越街道の終点で、ここから児玉往還となるらしい。


雨はほどなく止み、10:20 札の辻を通過。近くに川越の観光名所「時の鐘」があるが、6年前に立ち寄ったので、今回はパス。
11:01 八咫(やた)神社に立ち寄った。建物は新しい物だった。ここでトイレを借りた。その先で入間川の橋を渡るが、渡った後のルートが資料によって異なっている。事前に「街道歩き旅」,「街道・古道歩き」,「GPSCycling」の3つのサイトのデータを調べたら、3つとも微妙に異なっている。
一番もっともらしそうなルートを歩くつもりだったが、間違えてしまい、3つのデータともまた異なるルートを歩いてしまった。ぼんやりしてたのかな? とか思いつつ、その先でもまた間違えて旧道入口を通り過ぎ、新道を歩いてしまった。

私は何事にもスロースターターで、出だしは遅くて調子が上がらないのだが、ミスが2回続くような時は気をつけなければね。事故に遭ったりしやすいかも。

12:44 児玉街道で最初、日本橋からだと9番目の旧宿場、 塚越宿を通過。この頃には陽が射してきた。天気予報通りだな。その先で義家塚・塚越神社,大宮住吉神社に立ち寄ったら、途中に東山道武蔵路の解説板があった。発掘調査された東山道の遺構とのこと。造られた年代は書かれていなかったが、奈良時代に造られた道になるだろうな。

13:26 児玉街道2番目、日本橋から10番目の旧宿場、石井宿を通過。1つ手前の塚越宿と1kmほどしか離れていない。その先、運動公園の仮設トイレで小用。
13:47 下水処理場があり、再生水利用を呼びかける看板があった。その先で島田という地区に入ったが、「街道歩き旅」では旧宿場だったとしているのに対し、「街道・古道歩き」や Wikipedia には記載なし。

 

島田の木造橋

 

島田のすぐ先で越辺川に架かる木造橋を渡った。しっかりした造りの木造橋で、制限重量は1.5トン。小型乗用車なら問題なく渡れる。

14:14 千人同心街道と合流。甲州街道横山宿(東京都八王子市)から例幣使街道天明宿(栃木県佐野市)に至る街道である。甲州街道と例幣使街道はどちらも歩いたことがあるので、この千人同心街道もそのうち歩いてみたいな。

14:30 児玉街道3番目、日本橋から11番目の旧宿場、高坂宿を通過。14:40 東武東上線高坂駅でこの日のウォーク終了。この日は昼食を取らずにずっと歩いてしまった。川越から 29,664歩,18.9km。


この日はここ高坂で終えるか、10kmほど先の武蔵嵐山まで行くか迷っていたが、朝の雨で出発が遅めの時刻になったので高坂にした。ウォーキングも半年ぶりなので、初日は無理をせず、控えめの距離にしておいたほうがいいだろう。

急行元町中華街行き、東京メトロの電車で坂戸へ戻った。