23.02.22(水)
前の記事のとおり、この日は確定申告の受付会場へ相談に、予約時刻の 11:30 に行った。私の分は特に相談することもないので、提出のみ。問題は母の分。
山林所得の申告方法の資料を読んだって、全ての用語を理解できた訳ではないし、税率表を見間違えているかもしれない。計算方法だって自信はない。
対応してくれたのは20代前半の若い職員で、まだ慣れていないようだった。ウェブで作成したシートと手書きシートの混在はOKとのこと。計算は合っていることは確認できたが、入手していない領収書が1通あったので、提出は後日。
帰宅後、改めてチェックしたら、医療費控除に漏れがあることに気づいた。母が白内障手術の後、メガネを作り直したのだが、白内障治療のメガネで、処方箋も発行されているので、控除対象になるとのこと。
節税に越したことはない。「確定申告書等作成コーナー」に再びアクセスし、メガネの分を追加して、自動計算できる分は計算し直し,手書きの分と合わせて・・・と、面倒な手計算をやり直し始めたら、高校の同級生からメールを受信していた。同級生の一人が急死したという知らせだった。
何で急死したんだろう? と返信したら、電話がかかってきた。自殺だったそうだ。
電話をくれた同級生としばし話した。奥さんとうまくいってないらしいことは知っていた。横浜に住んでいた頃の私のアパートに、自殺した同級生が「今晩泊めてくれないか?」と電話をかけてきたことがあった。奥さんの怒りを買って家から追い出された。と言っていた。
次男で兄がいるのだが、兄も首都圏にいて家庭があるので、妻子と別居して実家のある盛岡に来て、母の介護をしていたことは初めて聞いた。その母が先々週亡くなり、葬儀を終えた直後に本人が自殺したとのこと。
そうだったのか。詳しい事情は判らないが、いろいろ悩みがあったんだろうな。
確定申告も知人の自殺も、日常よくあることではない。非日常な出来事である。同じ日にこういう非日常なことが重なると、「ああ。あの日は・・」と思い出すものだ。この日のことは忘れないだろうな。