自宅の窓から正面を眺めると、少し遠くに奥羽山脈が見え、裾の方が広がった形の山が多い中、1つだけドーム型の山が見える。
南昌山という名の山で、宮沢賢治の童話にも登場するそうだ。
一昨年盛岡に転居して以降、晴れた日は朝起きた時に見え、昼間もよく見えるので、一度行ってみたいと思っていた。調べたら標高848mで、5合目の登山口までは車で行けるそうなので、日帰りで気楽に行って帰ることができるな。
自宅から見る北東側の山容はけっこう急斜面だが、登山道のある南西側(自宅から見て裏側)は、北東側よりは多少緩やからしい。
22.10.31(月)
秋晴れで寒くもないこの日、南昌山へ上ってみることにした。自宅から10時過ぎに車で出発し、途中のコンビニでペットの麦茶を買った。
カーナビに登録がなく、少し道を迷ったが、5合目の登山口に到着したら、車が5台ほど停めてあった。月曜日なのに、それほど有名でもないこの山に上る人がいるんだね。紅葉の名所という訳でもない。
11:25 登山開始。上り始めてすぐ、小学生の男児を連れた母を追い越し、その後、高齢者4人連れ,50代くらいの男性1人とすれ違った。
40分ほどで頂上に着いたら、私と同年代くらいの夫妻がいておにぎりを食べていた。夫妻が下り始めた後、途中で追い越した男児と母が到着。それなりのハイキングコースなんだね。
頂上からは北上盆地が見えた。北東側の斜面はかなり急らしく、「上級者コース」と道標に書かれていた。30分ほど頂上にいた後、下山開始。南西側の一般者向け登山道もそれなりに急なので、ゆっくり下りた。下りを急ぎ過ぎると膝を痛めるからね。
下りでは誰とも遭わなかった。13:15 登山口に戻り、車で帰宅。思ったより疲れたな。20日ほど前まで旧街道歩きをしたので、もう少し楽に歩けるかなと甘くみていたが、20日も開けるとそうでもないようだ。とほほ。