おくのほそ道の後、伊勢へ。最終6日目 | M3Variant : 高齢者の仲間入りしました

M3Variant : 高齢者の仲間入りしました

APL(急性前骨髄球性白血病)再発後、造血幹細胞自家移植を受け、社会復帰しました。
APLのほとんどはM3型(多顆粒型)ですが、APL全体の2%ほどしかない M3Variant(M3V型:微小顆粒型)のため、この名にしてます。
主なテーマは、白血病,旅行,日々の出来事 の3つです。

22.10.12(水)
松阪から近鉄で櫛田駅へ。

 

↓この日歩いたルートと写真→大きい地図で

 

8:49 櫛田駅からこの日のウォーク開始。前日も通った櫛田宿を通って、櫛田の渡し跡に到着。渡し跡南側の県道の橋を渡った。
9:26 石碑があったが、刻まれた字が崩れかけていて、判読できそうもない。後で調べたら「六字名号碑」と呼ばれているそうだ。六文字とはわかるが、何の字かは皆目見当がつかない。その先には「従是外宮三里」の石碑があった。伊勢神宮外宮まであと3里。

いったん街道からそれて、斎宮歴史博物館へ。30分ほど見学。博物館の後、10:49 斎宮小学校前で、発掘調査のようなことをしていた。工事ではなく、発掘調査のように見えたが、確証はない。

12:00 「従是外宮二里」の碑。三里の碑より摩滅が進んでいた。伊勢神宮外宮まであと2里。12:24 「へんば餅」前を通過。赤福同様、やはり参宮客目当ての餅屋だろうな。

 

宮川の川面に残る杭の跡

 

13:10 宮川を渡る橋から、川面に杭の跡が見えた。昔の渡し場の名残だろうか。

 

宮川の渡し場の解説板

 

13:35 筋向橋の追分で、伊勢本街道と合流。前日松阪の六軒追分で合流した青越伊勢別街道と並ぶ、関西方面からのお伊勢参りメインルートらしい。

14:00前、伊勢神宮外宮を通った後、小田の橋を渡ってからはちょっとした山越え。坂を下って、内宮の門前街に入った。あの「赤福」本店には行列ができていた。賞味期限の偽装がばれたのは何年前だったかな。

15:25 今回のウォーキングの目的地、伊勢神宮内宮に到着。櫛田駅から 23.7km,36,389歩。
おくのほそ道の後、芭蕉と曾良が大垣から何日かけてここまで歩いたのか、いろいろ調べたがはっきりはわからなかった。私は大垣から6日歩いてここに着き、初めての伊勢神宮参拝、お伊勢参りとなった。

内宮を後にして門前街を元に戻り、15:57 バス停到着。内宮から 1.9km,3,069歩。この日のウォーク終了。ちょうど 16:00 発の三重交通の路線バスがあり、宇治山田駅へ。16:47 発の特急に乗った。
近鉄特急に乗るのは何年ぶりだろう。1996年に松阪のガラスメーカ工場に仕事で行ったことがあり、その時に乗った記憶がある。おそらくそれ以来となるから、26年ぶりだろう。松阪のビジホに戻った。

参考文献,引用文献:森下惠介書「伊勢旧街道を歩く」東方出版。22年6月 初版第1刷