22.3.24(木)~27(日)
で、林野庁職員の末弟にいろいろ聞いてみた。
実家があった地区の森林管理署の、立木公売結果がホームページで公開されているという。見たら、令和3年度中に落札が3件あり、
1.アカマツ他: 3053本,3.14ha(ヘクタール)で195万円=62万円/ha
2.アカマツ他:20544本,15.92haで763.8万円=48万円/ha
3.カラマツ他:10803本,9.88haで1500万円=152万円/ha
アカマツよりカラマツのほうが高いんだね。知らなんだ。何でも、スギもアカマツより高いらしい。
5年前に今回の隣接地の立木を亡父が売った時の契約書があり、面積と金額から計算すると20万円/haだった。今回提示されたのは39万円/ha。
林野庁がきちんと管理しているであろう国有林に比べると、だいぶ安いね。半世紀も放置した民有地の立木だから仕方ないかな。
でも5年前に比べるとほぼ2倍。何でだろ? 弟によると、「ウッドショック」で材木の値段が上がっているとのこと。はあ。そうなんだ。
他にも弟からいろいろ情報をもらった。
1.民有林のことはよく知らないが、保安林だと再造林の義務がある。
→ あー。こういう情報は重要だね。思わぬ出費を余儀なくされるかも。要チェック。
2.松くい虫の被害が岩手県まで北上していて、松枯れ病がまん延すると一斉に枯れてしまう。
→ 一緒にもらった資料によると、実家があった地区まではその虫は未だ来ていないようだ。
ほらー。こういう情報は重要だろ。「よくわからないから、これでいいよ」ではなく、よくわからないからこそ、ものごとはちゃんと調べてから決めなきゃ駄目よ。せっかく林野庁職員の息子もいるんだし。と、母と半ば親子喧嘩。
今が高値で、害虫被害の怖れもあるんなら、売れるうちに売ったほうがいいだろう。面積も書くと金額もわかってしまうので、ここには書かないけど、母の葬儀費用には十分だね。と言ったら、母は怪訝そうな表情をした。
今回の場所へ、私は40年以上も行ったことがない。立木売買などに関係するのは初めてだし、契約前に現地へ行って見ようかな。ただ、この時期はスギ花粉が気になる。現地にはスギの木もけっこうあるようだ。私の花粉症は軽度で、薬なしで我慢できる程度だが、スギ林に入るとなるとさすがに症状が辛くなる。スギ花粉が治まる頃まで待つほうがいいかな。