おくのほそ道ウォークの続きへ | M3Variant : 定年退職と同時にコロナ禍に

M3Variant : 定年退職と同時にコロナ禍に

APL(急性前骨髄球性白血病)再発後、造血幹細胞自家移植を受け、社会復帰しました。
APLで通常のM3型(多顆粒型)ではなく、APL全体の2%ほどしかない M3Variant(M3V型:微小顆粒型)のため、この名にしてます。
主なテーマは、白血病,旅行,日々の出来事 の3つです。

数年前から取り組んできたおくのほそ道ウォーク、昨年10月に越前の福井まで歩いた。今年はその続き、福井から先を歩く予定で、当初は春に出かける予定だったが、白内障の手術と予後診察の時期と重なってしまったため、延期せざるを得なかった。
真夏には暑くて歩く気にはなれないし、新型コロナの第5波もやってきたが、秋になって涼しくなり、新型コロナ第5波の感染者数もだいぶ減り始めた。
岩手,福井両県は、第5波の緊急事態宣言,蔓延防止措置どちらの対象にもならなかった。福井の次に歩くことになる滋賀県は緊急事態宣言の対象だが、9月30日で解除。
とまあ、そういう訳で、おくのほそ道ウォークの続きに出かけることにした。

21.9.27(月)
前の記事に書いたとおり、朝5:40頃フェリーから下船。敦賀市内で朝マックを食べた後、敦賀半島方向へ向かった。数日後に歩く予定コースの下見である。色の浜から引き返し、木の芽峠(標高628m)へ向かった。木ノ芽峠も数日後に歩く予定で、途中、今庄365スキー場の中を通る。
 

木ノ芽峠の後は越前平野に出て、鯖江のめがねミュージーアムを見学。鯖江は眼鏡のフレーム生産が盛んで、日本の生産量の95%に上るそうだ。
私M3Vは高校2年まで視力2.0だった。高校3年の時に左0.9,右1.5と少し落ちたものの、30歳まで眼鏡とは無縁だった。しかし30歳の時に急に視力が落ち、じきに眼鏡をかけるようになった。43歳からは老眼が始まり、50歳頃からは遠近両用となった。
その後、57歳からは遠近両用,中近両用の2本だてとなり、外出時や部屋の中では遠近なのだが、遠近ではパソコンの画面の位置が見づらく、パソコンに向かうときは中近とし、勤務先でも遠近と中近を使い分けていた。
さらにその後、定年退職した昨年には白内障の症状が出た。今年4月、水晶体を取り出してIOL(眼内レンズ)を入れる手術を受けた。とほほ。寄る年波には逆らえないね。でもまあ、IOLを挿入したおかげで30年ぶりに眼鏡なしで生活できるようになった。

見学後、福井駅前のビジホにチェックイン。昨年のおくのほそ道ウォークの時にも泊ったホテルである。