御所野遺跡を見学 | M3Variant : 定年退職と同時にコロナ禍に

M3Variant : 定年退職と同時にコロナ禍に

APL(急性前骨髄球性白血病)再発後、造血幹細胞自家移植を受け、社会復帰しました。
APLで通常のM3型(多顆粒型)ではなく、APL全体の2%ほどしかない M3Variant(M3V型:微小顆粒型)のため、この名にしてます。
主なテーマは、白血病,旅行,日々の出来事 の3つです。

4月末から再開した奥州街道ウォーク、順に歩いているので次の区間は、北上川水系の岩手郡岩手町から分水嶺を越えて、馬淵川水系の二戸郡一戸町に入るルートになる。標高500mほどの分水嶺の前後は山道の区間もいくつかある。事前に下見に行った方がいいかも。
と、考えていたら5月26日の夜、ユネスコ世界遺産委員会の諮問機関イコモスが、「北海道・北東北の縄文遺跡群」について、世界遺産一覧表への記載が適当と勧告した。とのニュース。
世界文化遺産登録が確実となり、一戸町にある御所野遺跡も含まれている。とのこと。次に歩く予定区間の少し先にある。それでは街道歩き予定区間の下見と併せ、御所野遺跡へ行ってみよう。

21.5.28(金)
という訳でこの日昼前、車で出発。先に奥州街道ウォーク予定区間を下見。車のトリップメータでの距離測定、山道への入口となる地点の確認、等の後、15時頃に御所野遺跡へ行った。

 

御所野遺跡入口

 

駐車場から入口に入ると吊り橋があり、渡った先に博物館があった。博物館を見学した後は、遺跡跡に復元された土屋根の住居を見学。住居の入口から中を覗いたら、クレゾールのような匂いがした。腐蝕防止のための薬剤かな。

 

復元された住居

 

前日27日のニュースでは、登録勧告を受けて見学客がさっそく多数訪れた。と言っていたが、この日夕方の見学客は私以外3人だけだった。
考えてみれば岩手には、平泉や橋野溶鉱炉跡など、他にも世界遺産があるなあ。検索したら平泉は「仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」,橋野溶鉱炉跡は「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼,造船,石炭産業」ということで世界遺産登録されているらしい。御所野が登録されれば3箇所目になる。