ウルトラ文字 | M3Variant : 高齢者の仲間入りしました

M3Variant : 高齢者の仲間入りしました

APL(急性前骨髄球性白血病)再発後、造血幹細胞自家移植を受け、社会復帰しました。
APLのほとんどはM3型(多顆粒型)ですが、APL全体の2%ほどしかない M3Variant(M3V型:微小顆粒型)のため、この名にしてます。
主なテーマは、白血病,旅行,日々の出来事 の3つです。

先々週、須賀川駅前広場で見た、M78星雲「光の国」との姉妹都市締結の銘板、
上は日本語で、下はM78星雲「光の国」語。と前回の記事に書いた。
「光の国」語など実在しないので、ジョークで適当に書いたものかと思っていたが、
ネットで検索すると「ウルトラ文字」というのが見つかった。円谷プロダクションが作ったのかな。


須賀川市では、ウルトラ文字入りの住民票まで発行しているとのこと。

日本語の五十音表で、カナに架空の文字を割り当てたもの。
この表に従って下の写真、須賀川駅前の銘板のウルトラ文字をカナに変換すると、次のようになる。

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すかがわし えむななじゅうはちせいうん ひかりのくに
しまいとしていけいきねんもにゅめんと
ちきゅうれきにせんじゅうさんねんしちがつなのか せっち

銘板の日本語をカナにして、ウルトラ文字に変換したものか。
ジョークではあるが、適当に書いたのではないんだな。

「ウルトラ文字」表の個々の字を見ると、他の字を使っているね。
あ段は"A",い段は"I"に似た部分が共通だから、母音の部分はローマ字の A,I,U,E,O をまねたものだな。

1つの字の構成は、"ん"以外は子音と母音の組み合わせらしいが、これはハングルの真似かな?
と思いながら子音部分を見ると、ハングルの字素をまねたものが多いことに気づいた。

か行は"ᄀ"(G),た行は"ᄃ"(D),な行は"ᄂ"(N)をまねたものだな。
さ行は"ᄉ"(S)に似ているが、ギリシャ文字"Σ"(シグマ)を左横倒しにしたようにも見える。
は行は"ᄒ"(H)とローマ字"H"の組み合わせか。
ま行は数字の"8"に似ているが、ハングル字素"ᄆ"(M)を上下に2つ重ねたか、
ローマ字"m"を鏡像のようにして2つ組み合わせたようにも見える。
ら行は"ᄅ"(R/L)の下側を省略したか、た行"ᄃ"の左右対称形かな。
や行は"Y"にあたるハングル字素がないので、ローマ字"Y"を2つ組み合わせたものだろう。
極めつけはわ行の"わ"。この銘板にもあるが、
"わ"にあたる"와"の右上部分"ᅡ"を"A"に置き換えたものだろう。

私は韓国語は少しかじった程度で、詳しくは解らないが、
この「ウルトラ文字」を作った人は、明らかにハングルを意識しているようだ。

他にもいろいろ推測できそうだ。ローマ字,ギリシャ文字やハングルだけではなく、
他の文字も参考にしているかもしれない。タイ文字,アラビア文字や梵字とか?
私はそれらの文字は知らないので、何とも言えませんが・・

最後に私の名、M3Variant をウルトラ文字で署名します。
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