18.05.01(火)
前日まで、デジカメの電源をONするたび、LCDに日時をセットするよう表示されてきた。
ボタンを押して0年0月0日0時00分で撮影していたが、いちいちこのボタンを押すのは面倒だし、
PCに転送した写真ファイルに日付時刻データがないと、いろいろ不便である。
このデジカメもそろそろ買い替え時かな? でも写真はちゃんと撮れるのにな。
と、思いつつ、デジカメの主電源(単3電池×2本)を開けてみたら、
傍に「CR1220」と書かれたスロットのようなものがあるのに気づいた。
引き出してみたら、ボタン型電池のホルダだった。
そっか。日付時刻が消えてしまうのは、この電池が消耗したせいか。
で、この日の朝はまず、駅前ビジホ近くの家電量販店へ行った。
営業開始が10:00なので、出発も遅めになったが、仕方がない。
ボタン型電池CR1220、税込@237を買って交換。古いほうは引き取ってもらった。
交換して日付時刻を設定した後、電源OFF/ONしてみたら、ちゃんと保存されていた。
やはりこの補助電池の消耗が原因だったんだね。
新庄の家電量販店を後にウォーク再開。10:20前、前日歩いて来た道と交差。
ここからおくの細道をさらに進むことになる。
少し先のコンビニでおにぎりを買い、手持ちの地図のとおり歩いていたら、自動車専用道路に入ってしまった。
あわてて引き返し、少し迂回して、人も通れる道へ戻った。
そこから2時間近く歩いたら、日本一大きいヒメグルミの案内板があった。
その少し先に大坪農村公園という場所があり、そこで昼食。
ウォーキングメータでは新庄からここまで、11.48km,14775歩。
昼食後ウォークを再開し、13:35頃、芭蕉が船に乗った元合海(もとあいかい)に出た。

写真.芭蕉乗船の地
ここからしばらくは最上川沿いの国道47号を歩くことになる。
15:20頃、道の駅とざわ(戸沢)「モモカミの里」に到着。
韓国をテーマとした道の駅で、中心の建物は高麗館という名前。
レストランは韓国料理で、売っているものも韓国のものが多い。
説明表示も、英語,韓国語併記。トルハルバン(돌하르방)の石像も置かれていた。

写真.道の駅とざわ、モモカミの里(모모카미마을)から見た最上川
おくの細道の一大有名か所、最上川川下り区間、
俳句を連想する場所に、韓国のテーマ施設があるのは、
何となくミスマッチだが、決して悪いことではない。
日本でも海外でも、他国をテーマとする施設は、世界中いたるところで見かける。
また、どこの道の駅も、他と同じようで変わり映えしなければ、面白くない。
地元産品のアピールや販売も大事だろうが、ここの道の駅のように
他にないテーマを前面に出すのもいいことだろう。この道の駅はお薦めです。
ところで「ももかみの里」ってどういう意味かな。最上(もがみ)の意味か?
私は韓国語は簡単な単語しか知らないが、説明板には、
모모카미마을안내(モモカミマウルアンネ)と書かれていた。
마을(マウル)は「村」の意味で、안내(アンネ)は「案内」の韓国語読み。くらいは知っている。
後で検索したら、モモカミとは韓国語ではなく、アイヌ語で、崖の上・丘の上という意味だそうだ。
ひょっとして、アイヌ語のモモカミが最上の語源になったとか?
芭蕉乗船の地、元合海(もとあいかい)の「あいかい」もアイヌ語っぽいな。
地名のルーツを推測する興味は尽きません。
16:00過ぎ、古口駅に到着。
このあたりが新庄藩と鶴岡藩の境で、芭蕉も船を乗り換えたそうだ。
昼食の後、ウォーキングメータの再開を忘れてしまったので、その分の歩数は不明だが、
おそらくこの日は23kmほど歩いたと推測する。16:31の列車で新庄に戻った。