中川ウォーク | M3Variant : 高齢者の仲間入りしました

M3Variant : 高齢者の仲間入りしました

APL(急性前骨髄球性白血病)再発後、造血幹細胞自家移植を受け、社会復帰しました。
APLのほとんどはM3型(多顆粒型)ですが、APL全体の2%ほどしかない M3Variant(M3V型:微小顆粒型)のため、この名にしてます。
主なテーマは、白血病,旅行,日々の出来事 の3つです。

関東の河川の地図を見ると、今は利根川が中心で、北西から東へゆったりと流れているが、
昔の地図を見るとそうではない。渡良瀬川が中心にあり、北から南下し、東京湾に注いでいる。
渡良瀬川の西では利根川と荒川が合流して東京湾に注ぎ、
東では鬼怒川や箒川,小貝川が合流して銚子に注いでいる。

今とはずいぶん違うなあ。江戸時代以降の治水の結果だね。
さいたま市の見沼区はかつては大きな沼地で、江戸時代初めに新田開発したとか。

かつて関東平野の中心を北から南下した川、上流は今の渡良瀬川だが、
下流は現在の権現堂川,中川,旧中川だそうで、今の地図で見ると、
荒川や江戸川に比べてやや細めで、蛇行している。
そんな訳で、旧中川沿いに歩いてみようと思い立った。昔の面影もあるかもしれない。

18.03.31(土) PM

この日午前の不用品処分のあと出発。都営地下鉄東大島駅 13:20 ウォーク開始。まず旧中川河口付近へ。

イメージ 2
歌川広重・名所江戸百景・中川口

この絵の左から右へ流れるのが中川。手前と奥は人工河川の小名木川と新川とのこと。
ネットからダウンロードした画像だが、江戸時代の絵で、
著作権はとっくに消滅しているから、アップして構わないんですよね?

この絵のあたりは、今は荒川に旧中川が合流している地点らしい。現在は閘門で仕切られている。
ちょうど小型船が一隻、旧中川から荒川へ出ようと、2つの閘門の間で水の上昇を待っているところだった。

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写真.旧中川から荒川への閘門、荒川ロックゲート
小型船が2つの閘門の間で水の上昇を待っている。
ここから旧中川の右岸(西側)沿いに北上。

川には葦が生い茂っていたり、鴨の群れがいたりして、意外に昔の面影があるね。
もっとも、堤防の外側は両岸ともビルばかりだけど。
堤防では桜が満開で、堤防や河川敷には花見客が大勢いた。
私も途中、亀戸中央公園付近で缶ビールを買い、公園で少し花見。

16:12 荒川からの分岐地点、木下川水門に到着。ここは樋門で、船は通れないそうだ。
荒川の右岸(西側)の堤防を北上し、木根川橋を渡って、京成電鉄の四ツ木駅に 16:45 着。
ここでウォーク終了。東大島→四ツ木 は、手持ちのiPodウォークメータによると、13.87km,17815歩,3:23。