17.05.02(火)
9:45 頃ビジホを出て、平泉へ向かった。すぐに芭蕉二泊の地を通った。
芭蕉と曾良は一関に2泊し、平泉を見に行ったそうだ。
一関⇔平泉は約10kmで、往復でも20kmほどだから、平泉を見た時間はけっこうあっただろう。
しかし、二泊の地の説明板によると、芭蕉と曾良は、戸今(現在の登米(とよま))から
一関まで一日で歩いて来たそうだ。40kmはあるだろう。50km近く歩いたのでは?
信じらんない。この区間、私は午後分+1日+半日で、のべ2日ほどかかった。
昔の旅人は日の出前から黄昏時まで歩き続けたらしいが、
1日でこれだけ歩いたんですね。それもわらじで。
わらじを履いて少し歩いてみたことがあるが、歩きにくいし、藁が足を擦ってすぐに皮が剥けた。
数百メートルも歩けば、血が出てくるだろう。
昔の旅人の脚や足は、現代人とは違うようだ。もちろん、慣れもあるんだろうけど。
途中、配志和神社というところに立ち寄った後、12:00 頃にJR平泉駅付近に到着。
現在の日本の地方の町にしては、わりと駅前が賑わっている。
前日,前々日の花泉駅,石越駅,瀬峰駅等と比べると格段に違う。
世界遺産の観光地だから賑わっているんだろうな。
まず、毛越寺を見学。しし踊りの会が踊りを披露していた。

写真.毛越寺で
平泉駅前で昼食後、中尊寺へ向かった。
中尊寺には、中学3年の時に来たことがある。それ以来、42年半ぶりになる。
中尊寺,金色堂を42年半ぶりに見学した後、JRで一関に戻った。