13.05.25(土)
● 新井宿へ ●
朝、埼玉高速鉄道の新井宿駅へ。10:15 ウォーク開始。ほどなく、首都高川口線,外郭環状線の下を通った。
11:00 6里目の一里塚、戸塚一里塚跡を通過。昔の塚はまったく残っていない。
● 大門宿 ●
11:50頃、3番目の宿場、大門に到着。日本橋から6里19町(=約25.6km)。脇本陣の母屋と本陣の表門が残っている。

写真.大門宿脇本陣

写真.大門宿本陣表門
岩槻街道初日の記事に、2番目の宿場川口,3番鳩ヶ谷宿と書いたが、川口宿は1番岩淵宿と
合わせて1宿と数える合いの宿だそうで、2番鳩ヶ谷宿,3番大門宿が正しいらしい。
大門宿のすぐ先、浦和本線料金所の手前で東北自動車道を陸橋で渡った。その先で昼食。
さぎ山公園を30分ほどぶらぶら。案内板によると、こあたりは見沼という沼地で、
大部分は家光の頃、貯水池にし、吉宗の頃に新田開発したとか。
14:35過ぎ、7里目の一里塚、膝子一里塚を通過。ここは右側の塚がかろうじて残っている。

写真.膝子一里塚(日本橋から7里目)
● 人形資料館 ●
岩槻ICの先で東北道の下をくぐり、15:40、人形資料館前に到着。人形職人の個人の蒐集で、
4,000体の人形があるが、場所の制約のため、展示しているのは 2,000体ほどとか。
日本人形のことはよくわからないが、ここは見ごたえあり。ご主人の福田東久氏に解説してもらった。
市松人形は歌舞伎役者の人形のため、歌舞伎役者と同じく、すべて男だそうだ。
歌舞伎役者がすべて男なのは知っていたが、市松人形もそうなんだ。それは知らなかった。
人形を集めたときの話を聞いた。津軽の弘前にいい人形があると聞き、
行ってみたものの、思い出のある品のためなかなか譲ってもらえず、
何度も弘前まで足を運び、頭を下げて、やっと譲ってもらったそうだ。
日本人形を見ると、いつ頃どこで作られた人形かわかるそうだ。
人形資料館前には1時間ほどいた。ここは見ごたえあり。イチ押しです。
岩槻へ行かれる方は、是非訪れてください。駅前の人形博物館とは別です。
ホームページはないようですが、検索すると関連情報がヒットします。
● 帰宅 ●
16:50、4番目の宿場、岩槻に到着。日本橋から8里33町(=約35.0km)
東武野田線岩槻駅でこの日のウォーク終了。歩行距離は17kmほどだろうか。
東武岩槻駅で野田線に乗車。東武野田線に乗ったのは何年ぶりだろう。
父方の祖父の姉が野田にいて、父と一緒に行ったことがある。
もう35年近く前のことだ。おそらくそれ以来かな。
大宮に出て、JR湘南新宿ラインで横浜へ。