二月としては暖かな陽気だったので、短距離ドライブを兼ねて津久井湖城山公園に行ってきた。
今日行ったのはパークセンターが置かれている「根小屋地区」といわれるエリア。
他のエリアは湖畔になるのだが、こちらは標高375メートルの城山を中心とした山のエリアとなる。
先週末の降雪の影響が少し心配だったが、道路わきに少し残っているだけで融雪剤も散布されていなかったので無事に到着できた。
公園内を散策し始めてすぐに、梅の木を発見。
撮影していると、梅の花の香りが漂ってきた。
大丈夫だ、嗅覚に問題なし。
公園自体が一つの山になっているので、登ってみる。
土の上を歩くのは久し振りだ。
子供の頃は、土の上や砂の上を歩くのは珍しいことではなかったが、歳を重ねるにつれて歩く機会が少なくなってきている。
前回歩いたのは何時だろうか?
少し歩くと常緑樹の林に入り森林浴気分を味わう。
何本も登山道や小道があり、どこを歩いているのか見当がつかない。
見晴らしのいい場所に到着する度に足を停めて風景を楽しむ。
津久井湖を眼下に眺める場所、遠くに雪の残っている丹沢の山々が見える場所。
公園の半分も歩けていないと思うが、十分楽しめたので、引き返す。
もう一度、梅の木の下で足を停める。
寒がりなので早く暖かくなって欲しいが、梅の花が終わってしまうのがさみしく感じる。
帰り間際に、何の気もなしにパークセンターの建物内に入ると鎧兜が展示されている。
自然の中にある公園とのミスマッチを感じるが、この山は戦国時代には山城であったことからすれば当然の展示物なのかもしれない。
展示物の中には触れても構わないものもある。
受付で申し込めば鎧も着せてもらうことができるが、そこまでの勇気はない。
小心者の私は、日本刀を抜くだけ。
軽い気持ちでやって来た津久井湖城山公園だったが、予想以上に楽しめた場所だった。
次来る時は、下調べしてから来ようと思う。
走行距離 約70㌔
出発から帰宅までの時間 約4時間