乗り始めてから7年目となり、三回目の車検になった。
今まで問題なく車検を終えてきたが、今回初めて小さな不具合が発見された。
ウオーターポンプ付近からの冷却水の滲みである。
車に乗っていれば、色々な症状がでるのは仕方がないと思うが、自覚できなかったのが悔しい。
急を要する程度ではなかったが、早めに処置しておけば大事には至らないと考え修理。
部品代は約3万円、技術料が約1.5万円。
それ以外は問題もなく、車検は終了。
総額は約18万円だが、修理費用と次回車検までの定期点検の費用も含まれている。
ロードスターは、費用の掛からないスポーツカーだと改めて認識できた。
車検制度によって、全ての車が一定期間内に点検を受けることは、好ましいことだと思う。
重量税と自賠責保険の運用益の使途を明確にしてもらえれば、もっと好ましいのだが。
車検時に洗車してもらったので、引き取った後は近くのパーキングでワックスをかける。
どんなに頑張っても歳月には勝てないということは、Vセレクションに試乗したことで痛感しているが、出来る限り悪あがきしてみる。
(諦めた時点から経年劣化は加速します)
作業開始時点で快晴だった空が、途中で曇ってきて不安になったが、無事終了。
他の車と比較しなければ、十分きれいで輝いて見えることに気付く。
ワックスが終わったので遠回りして帰ることにする。
自分の車を運転すると、試乗したVセレクションの高級感のある乗り心地は素晴らしいと思う。
同時に憧れもするが、私にはこちらの方が合っているのだと思う。
軽量化のために遮音材も必要最低限。
車内の静粛性は、ロードスターの中でワーストだろう。
ハンドリングはダイレクト感を通り越して、路面のざらつきまで伝わって来る。
高速で旋回するには優れているダンパーも市街地では突き上げが強く、朝から晩まで運転すると、サーキット走行後のような疲労感に襲われる。
(出先では、基本的に軽い物しか食べません)
それでも運転が楽しいと思ってしまうのだから。