改良されたロードスターＳＬＰ―Ｖセレクションに試乗してきた。
車検の見積もりの待ち時間に試乗させてもらった。
ひと言でいうと、
「ええ車やなあ
」
でした。
ヘッドライトやブレーキランプ、その他に小さな変更が加えられているが、外見の印象は変わらない。
衝撃を受けたのは、新車ボディの輝き
。
ボディカバーで反日蔭の場所に３年半保管し、その後の３年半は地下で保管しているが、７年という歳月は如何ともならないということを痛感
。
この日は曇り空、晴天だったら、新車の輝きで眩暈をおこしていただろう😵💫。
走らせてみると、ハンドル操作がほんの少しだけ重く感じた。
都内を法定速度で走行しただけだが、直進時も旋回時も安定性が増しているように感じられた。
これなら、長距離や長時間走行時の疲労度は軽減されるように思える。
(変態は、疲れるのが心地よいのですが
)
ステアリングシステムや新しいＬＳＤ、足回り等の改良の効果なのだろう。
その反面、ロードスター特有のひらひら感は少し薄れているようにも思える。
私の車と比較して、エンジン出力は５馬力増加しているが、重量は20㎏重い。
そのせいか動き出しが少し気になった。
新車に近い状態なので、エンジンがこなれてくると違ってくるのかもしれない。
シフトの入りも良好、これはいいと思った
。
ここもかなり改良されたのだろうか。
ブレーキの踏み具合効き具合、どちらも違和感なし。
内装は豪華の一言。
ナッパレザーのシートだけではなく、樹脂でできているインパネやサイドコンソールが合成皮革になるだけで、質感が上がっている。
メーターのマルチインフォメーションディスプレイも、カラー表示。
細かい所を挙げるときりがないのは、初期型NR―Aの宿命だろう。
同じロードスターでも、こちらは高級車だということを実感。
(つまり別物)
新しいＮＲーAにも快適装備が備わっているが、その分重量は10㎏増加している。
快適装備は魅力的だが、10㎏の増量は受け入れ難い。
買い換えることはないだろう。
買う時は買い増しだ
。
