新潟ツーリング 伝説の地へ ② | パイェーハリ!

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バイクと旅と釣りと独り言のブログ。Поехали!(パイェーハリ!)とは人類初の宇宙飛行を成し遂げたソビエトの英雄、ユーリガガーリンが地球を旅立つときに発した言葉で、さぁ行こう!という意味です。

朝7:00、大沢公園キャンプ場で目覚める。

 

 

 

 

 

 

水道からなんだか白く濁った水が出てきたため、朝イチからふもとの別の公園に向かいそこで水を汲んできた。喉の渇きを癒しつつ昨日食べなかったカップラーメンカレーを造って朝ごはんにすることに。ゴールデンカムイ展がやっている美術館の開館時間は10時。それまでのんびりしておこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平日なこともあってかキャンプ客はゼロ。つねに不眠症気味な僕には昨夜は久々の熟睡となった。駐車場からテントサイトまで少し歩くものの、この静けさはもう一日ゆっくりキャンプしたいくらいだ。早朝に雨がパラついていたが9時を過ぎるころには止み、おかげでテントもかなり乾いてしまった。美術館はすぐ近くなので建てっぱなしでもいいかと一瞬思ったけど、戻って来るのも面倒なので撤収開始。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

荷物をまとめて、出発!!

 

 

 

 

 

 

公園の周りはなかなか雰囲気のある林道。でも昨夜ここを通ったときは怖かったな。

 

 

 

 

 

 

山を下り、ものの10分ほどで、新潟市新津美術館に到着!!

 

 

 

 

 

 

おぉやってるやってる!駐車場を見るに、結構人も来ているみたいだ。ちなみに今日は月曜日なんだけど、普段は休館日らしいです。

 

 

 

 

 

早速入場券を購入し(1600円・・・くぅ高い・・・)、中へGO!

 

 

 

 

 

 

まずは実物大の杉本とアシリパがお出迎え。

 

 

 

 

この3人は新潟出身という設定なんだよね。

 

 

 

 

展示室は2つに分かれていました。

 

 

 

 

 

展示物は額に入ったコマのカットと、

 

 

 

 

 

アイヌ民芸などの資料!!

 

 

 

要所要所に野田先生のコメントもあって、めちゃくちゃ楽しめた。

 

 

 

 

 

でたぁぁぁ!!ヒグマ!!めっちゃデカイ!

 

 

 

 

 

 

キェェェェ!!(猿叫)鯉登少尉のサーベルッ!!

 

 

 

 

 

 

 

土方のウインチェスターライフル!!無可動実銃なので重厚感ヤバイ!!

 

 

 

 

 

 

といった具合で、1600円も入場料をとられたことをすっかり忘れてしまうくらいに大興奮の連続でした(*^^)v

 

 

 

 

 

 

 

あと、ぱっと見女性のお客さんのほうが多かった。ファンの層で言えば同じか男性のほうが多いと思うんだけど、男女で行動力に差があるのかね。

 

 

 

 

 

 

 

そんなわけで、大満足のゴールデンカムイ展でした。

 

 

 

 

 

駐車場に戻ってきた瞬間、雨が降ってくる。しかも結構な勢いだ。なんだかんだで12時過ぎになってしまったので、昼飯がてらどこかで待機しようか、そう思っていた矢先に快活を発見。今回は資金に余裕があるので(笑)迷わずピットインすることに。

 

 

 

 

 

 

侵略イカ娘を観ながらつけ麺食べました。

 

 

 

食べ終わって外を見るともう雨は止んでいる。今のうちに出発しなくては。天気予報を見るとどうも今日は降ったりやんだりのようだが、なんとかさっきみたいな本降りにはならないでほしい。

 

 

 

 

30分ほど走り、ついに伝説の地へと辿り着いた。

 

 

 

 

 

 

雷魚日本記録の地、稚児池へ到達!!

 

 

 

 

とりあえず、フロッグを被写体に記念撮影。

 

 

 

 

 

 

もし叶うのならば、在りし日の稚児池へキャストしたかった。

 

 

 

 

 

 

 

今では完全に公園化されており、池の面影はない。

 

 

 

 

ただ、ここで伝説の121㎝があがったかと思うと、胸が熱くなる。

 

 

 

 

近くの神社にも足を運んでみた。

 

 

 

 

 

 

中には、稚児池を描いた絵巻が。

 

 

 

 

 

 

 

 

伝説の地をあとにし、なにか新潟で釣りが出来る場所がないか探す。どうせならライギョを釣りたい。

 

 

 

 

 

しかし、この日は結局釣れなかった。時期的にウィードが生えていなかったためライギョは早々に諦め、シーバス狙いに変更したが雨脚がここで再び強くなる。ボイルしている場所を発見したものの、浅くボトムに苔が生えているため手持ちのルアーでは攻略できなかった。ウェイク系かトップがあれば簡単に釣れた状況だったが、いろいろなものが濡れてしまったため撤収することに。

 

 

 

 

しかし、これからどう帰ろうか。予定では今夜は会津若松市で一泊する予定だったのだが。

 

 

 

 

 

 

天気予報を見ると、どうやら今夜は曇り空をキープしてくれるみたいだ。その分早朝から90%の雨予報。これは今夜中に無理をしてでも帰ったほうがいいかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

そうすると昨日釣れなかったウケクチウグイ狙いは出来ないが、また次回に持ち越すことにしよう。今年中に新潟にまた来ることを約束しつつ、僕はバイクに跨った。

 

 

 

 

 

トイレっぽくないトイレで用を足しつつ、

 

 

 

 

真っ暗な山道を走り続ける。

 

 

 

 

 

 

疲れたら、休めばいいさ。

 

 

 

 

 

 

お!足湯発見!!

 

 

 

 

 

深夜0:00に独り浸かる足湯!最高だ~

 

 

 

 

 

 

この際拭く用のタオルをどこかでなくしたことに気付き、リールを保護するために巻いていた別のタオルを使った。

 

 

 

 

これからも僕は何かを手に入れ、その度に何かを失っていくんだと思う。

 

 

 

 

(笑えって・・・・笑)

 

 

 

 

足湯の後気分転換に靴下を変えたら、大分楽になった。今まで雨で靴が濡れていると思っていたが、どうやら中の靴下が吸水していたようだ。足元がドライになるだけでこんなにも気分がいいとは。

 

 

 

 

その後、121号線の分かれ道へ差し掛かる。

 

 

 

 

 

左折で宇都宮方面へ。すぐに道の駅たじまが見えてきたのでピットイン。ここからは最後の山越え。身支度を整えつつ少し長めに休憩をとる予定だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえずカイロを装備。あったか~い(*^▽^*)5月とは言え、深夜の走行は思いのほか冷える。

 

 

 

 

 

 

さらにホットコーヒーを注入。さすがダイドー、この時期にも関わらずホットを用意しているとは分かってらっしゃる。

 

 

 

無事に山を下り、国道400、県道30を経由して4号バイパスへ。ここまで来れば、たとえ雨の中でも帰って来れるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

早朝4:21、道の駅しもつけに到着。いつ降ってもおかしくない天気だ。

 

 

 

 

 

 

 

眠気覚ましの一服を終え、ラストランへ!!

 

 

 

 

 

 

そして5:45分ごろ、春日部市の自宅へと到着したのだった。

 

 

 

 

 

 

今回の旅、達成度は80%と言ったところか。2日目の朝の時点で雨予報だったからどうなるかと思ったけど、なんとかなるものですね。本当は3日目にもう一度ウケクチウグイにチャレンジしたかったのだけれど、まぁしょうがない。今回の旅で大分ポイントも分かったし、今年中に必ずリベンジするぞ!!

 

 

 

 

                         (新潟ツーリング 伝説の地へ 完)