今年初のロングツーリングは、新潟県に行くことにした。
目的地はズバリ「稚児池」。伝説の121㎝ライギョが釣りあげられた場所。ライギョ少年として育った僕には聖地のような場所である。なお池と言っても現在は埋め立てられ公園になっているようだ。
しかし免許を取ってからもしばらく行くことはなかった。理由は単純、そのためだけに行くには遠いから。毎週のように釣りに行く僕にとって現在水がない池に行くには何かもう一つ目的が必要だった。ここ数年、新潟への旅の目的を探していたようにも思う。
そこで2024年、新潟の美術館で「ゴールデンカムイ展」が開かれることに。これだ、これと絡めていけばいいんだ。そしてもう一つ、ウケクチウグイという魚を釣ってみたい。この魚は新潟や福島などの限られた水系にしかいない大型のフィッシュイーター。もちろん埼玉県民の僕は釣ったことがない。よし、コイツもこの旅で狙ってみよう。
そんな訳で5月下旬、越の国への旅は始まった。
5:30出発!!
6:32 宇都宮手前で最初の休憩。家から持ってきたドーナッツを頬張る(*^^)v
8:07 北上するときはかならず寄るいつもの公園で休憩。ここのトイレ綺麗なんだよね。
9:19 男鹿高原あたりでまたも休憩。1時間に一回は休まないと(*^▽^*)
この後すぐ県境を跨ぎ、福島県へ。
11:47 会津若松市のスーパーでランチタイム。本当はマックにしたかったんだけど、あまりの混み具合だったためイートインコーナーのお世話になることに。こっちなら多少ゆっくり食べれるしね。ちなみに中身は韓国のプルコギでした。美味しかった!
13:17 ついに新潟県境を突破!!
ここまでとても順調に来ている。ルート的にバイパスを乗り継いできたので混んでいる場所がほとんどなく、だいたい時速=1時間にすすむ距離という感じ。
これは、伊豆や房総方面へ行くよりずっと快適じゃないか?福島~新潟のツーリングはこれから定番になるかもしれない。
5月と言えど14時を過ぎると大分暑い。ここらで川に浸かりながら釣りでもして涼むか。
一応、ウケクチウグイを想定したタックルを持ってきている。初めてのチャレンジなので想像の範囲内でセレクト。ニゴイを専門に釣るイメージでルアーを選んできた。ただポイントが事前の下調べでは一か所しか見つけれていないのが不安。というか、下流にいるのか上流にいるのかすら分からんのだ。
釣り場に到着後、バス狙いとみられる釣り人に話を聞いてみた。なんと、ウケクチいるらしい!!自分のポイント選択が間違っていなかったことがまず嬉しかった。しかし、もう少し上流のほうがよく釣れるという。戻るのは面倒なので、この場所で粘ってみることにした。
早速よさげな瀬で、CD9のリップカットチューンを流す。すると数投で、ドン。
極太ナマズでした。本命じゃないけど、清流域でナマズを釣ったのは初めてだったからちょっと嬉しい。
ナマズはボトムにいるのかな?と思い、若干上を流せるスーサンにルアーチェンジ。やってることが完全にシーバス釣りだ。
しかしこの戦略でもナマズが連発してしまう。産卵シーズンだからか、瀬に集結してしまっているようだ。これではなかなかウケクチウグイにはたどり着けないだろう。
小移動してほかの場所も打ってみたが反応なく、そろそろ陽も傾いて来たため撤収。条件のいいポイントが全てナマズに占拠されているとしたら、今回は厳しいかもしれない。帰りもチャレンジしてみようか。
さすが新潟、田んぼだらけです。
今日の宿泊地は「大沢公園キャンプ場」。
こっちであってるはずなんだが・・・・暗くなってきたし、この後電波が入らなくなる。
かなり細い林道を昇って辿り着いたものの、真っ暗。
後ろの炊事場は感知式のライトが着いているので、何かするたびにそこを経由してもろもろの支度が終わるまで点いていてもらう。(9時過ぎには感知しないようです)
テントを設営し、Youtubeで保存しておいたマスターキートンシリーズを見ながらリッツを食べる。カップラーメンを買ってきたけど、匂いでクマさんが来たら怖いのでクラッカーとコーラのみとした。明日起きたら湯を沸かして食べよう(*^^)v
(つづく)