僕はコロナ渦以来、外出の際はほぼマスクをしているのだが、今週の火曜はたまたま忘れてしまって付けていなかった。
そのせいか、なんとその日の夜には喉が猛烈に痛くなり、翌日以降熱でダウン・・・我ながらなんという免疫力の無さ笑 薬で少し収まっているもののこれを書いている今も微熱である。
で、せっかく家にいるのだし、ディズニー+で何か観れるものはないかと物色して観始めたのが「スターウォーズ アコライト」
僕は熱心なスターウォーズファンなのだが、この作品は評判が悪いことと一本がアニメに比べて長い実写ドラマなのもありいままで見ていなかった。今日全8話見終わった勢いでこのページにもレビューを(ネタバレを最小限に)載せようと思う。
ここでアコライトについて簡単に説明しよう。Ep1の100年前が舞台であり、シリーズ中最もダークでミステリアスな異色作である。
ジェダイ全盛期の銀河共和国で、ジェダイを狙った殺人が発生、調査に向かったマスター・ソル一向は犯人によく似た容姿かつ元パダワンのオーシャを捉える。しかし犯行は続き、話の焦点はオーシャの双子の姉、メイへと当てられる。彼女を追う過程で、ソル含むジェダイがかつて隠蔽した事件が浮き彫りになり、と同時にシスの暗黒卿にも動きが・・・・・という感じ。かなり端折ったので若干おかしいかも。
で感想なんだが、結論から言えば、全然おもしろかった。
前述の通りレビューが低くたった1シーズンで打ち切りになった作品ということで元々の僕のハードルが低かったのかもしれないが、話がとにかく分かりやすくて僕には心地よかった。
批判的なレビューは大別すると主に2つ、昨今のポリコレを意識しすぎたことと、設定や脚本のツッコミどころが多い、というもの。
前者に関してはこれからのハリウッドを楽しむにははっきり言って吞み込まざるおえない事だし、スターウォーズに限ったことじゃないので特に反論もクソもない。というか別に黒人や東洋人ばかりでも全く構わないし、監督がLGBTの活動家だろうと知ったこっちゃない。面白ければそれでOKなのだ!( ´∀` )
後者に関しても、僕は一笑に付している。だってこれ、スターウォーズだよ?だったら君たちも大好きなオリジナル・トリロジーやプリクエル・トリロジーだっておかしいところばっかしじゃないか!オビワンとルーク大して関係深まってないだろ?wwアナキンがダークサイドに転向するのも急展開すぎるだろ!ww そもそも困った時のフォース頼みなんて創作上の逃げでしかなくないか?ww
お前ホントにSWファンかよ?という問いが聞こえてきそうだが・・・・・・ww
ここで僕のSW観を少々、いや長々・・・・・僕はSWが好きというか、SWの銀河という世界観そのものが好き。もう、大好き。未知の惑星、未知の言語、どこにでもありそうでどこでもない街、そこで暮らす様々な種族、便利なんだか良くわからないマシンの数々。夢、冒険、友情、修行、戦い、生と死、光と闇、時間と空間、そして愛。これらが全て銀河系という途方もない規模で展開していく。ここに僕をSWに惹きつける魅力があるんだよね。わかる?銀河系なのよ、これ。粗探ししてんじゃないよ、遠い昔、遥かかなたの銀河の話してんだから時間という概念にしばられてる映像作品で全部説明するのは不可能なのよ、これ( ´∀` )
ちょっと暴論が過ぎるが、要は多少の疑問点は目を瞑って楽しむ、というのを僕は正にSWで学んだ。それに、ローグワンやクローンウォーズのように過去作の疑問点を埋めるような後発の作品がこれまた面白い、という事実は見逃せない。スケールの壮大さが後発作品を生む余地を残している、というのもスターウォーズの大きな魅力なのである。
そしてもう一つ、僕は「ジェダイ」「フォース」「ライトセーバーによる殺陣」に重点を置いていない。というか今あげた3つの要素は「無くてもOK!」というのが僕のスタンスだ。ますますスターウォーズファンであるか怪しくなってきたが、安心してください、ファンですよ僕は。「フォース」は前述の通り作品としての幅を持たせる意味合い、悪く言えば逃げ場。「ライトセイバー」は当シリーズの象徴的アイコンだが、これはあくまで映画的魅せ場を作るアイテムである。だからルークVSベイダーやオビワンVSアナキンが素手の殴り合いであっても僕はスターウォーズが大好きに違いない。まぁ間違いなく世界的ヒットにはならなかったと思うが。残るスターウォーズ3大重要ワード、「ジェダイ」はこのシリーズの主題ともとれる要素ではある。しかしジェダイ=悪を倒す絶対正義、という分かりやすい話はオリジナル三部作で既に描き切ってしまっているのだ。つまりこれ以外の作品でジェダイを出そうとするとどうしても「正しくあろうとすることの危うさ」「力のあるものが盲目的に権力を得ることへの疑問」「何が善で、何が悪か」といった複雑かつ深い話に帰結せざる負えないのである(僕はこれも大好きだけど)スピンオフに批判的な意見の多くがこのロジックを理解できていないのではないだろうか。「ジェダイの活躍は観たいが暗い作品は観たくない」それはただのエゴである。
以上の見解を読んでくれたのなら、僕がなぜに「ハンソロ」をシリーズ最高傑作と呼び、アコライトよりもさらに評価の低いドラマ「オビワン」を楽しく観ることができたかが少しは分かってもらえると思う。世界中で批判されているシークエルも初見は結構おもしろかった。
ただしキャシアンアンドーは僕にとっては面白くない作品だったし、シークエルに関してはさすがに物申したい気持ちが今となっては強いのでまた別の機会に記事にします。
で、いきなりアコライトの話にもどるが笑、映像のフィルターが合ってないという批判がチラホラ。でも僕は「単純に明るくて見やすい」と思った。SWは展開上およびセーバーを際立たせるためか僕の眼には暗くて観難いシーンが多く、本作でも最もアクションのボリュームが多い第5話は夜間の戦闘なのでこれはむしろ好印象。肝心の内容に関してはもともと3シーズンくらいでやりたかったらしくそれを見越して脚本書いてあるので、結局それのシーズン1では支持が得られず謎だけ残して打ち切りという謎ドラマになってしまっているのが残念でならない。これ多分次のシーズンで相当突っ込む脚本だったんじゃないか?EP1の1000年前とかじゃなくたった100年前なんだから、何らかの形で長編映画の内容を補完する役割だったのは間違いない。となるとこのシーズンで魅力的なキャラクターを皆退場させたのはどうかと思うが・・・・・。ジェキはルックス可愛いし強いし、だけどオーダーに忠実だったりとパダワン時代のアソーカと被ってない感じで一番の推し。ヨードは何となく「プライミーバル」のスティーブンを彷彿とさせる感じでかっこよかった。まさかあそこで退場するとはねぇ
ここからは僕の完全な妄想なんだけど、何らかの圧力が掛かって打ち切りになったのではないだろうか。主人公の双子は人工的に産み出されたのでは?というセンシティブな謎は曖昧なままで終わったが、これを見てナチスの人体実験を想起させられたのは僕が妄想癖だからだろうか。「人為的に操作された出生」はSW最大の謎、アナキン・スカイウォーカーの出生にも絡んでくる内容だったのでは? 現実のユダヤ陰謀論で片付く前者の懸念はいいとして(?)、Ep8の教訓からSW正史を厳格に管理する委員会のような超国家機関が発足し、サーガの中で最も重要な部分にメスを入れようとしたシーズン2以降に待ったをかけたのではないか?謎は深まるばかりだ・・・・・・自分は一体何を書いてるんだ?
というわけで「スターウォーズ アコライト」、僕はとっても面白かったです。みんなは?