原付で行く!房総半島の旅Ⅰ | パイェーハリ!

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バイクと旅と釣りと独り言のブログ。Поехали!(パイェーハリ!)とは人類初の宇宙飛行を成し遂げたソビエトの英雄、ユーリガガーリンが地球を旅立つときに発した言葉で、さぁ行こう!という意味です。

2020年11月、僕は気付いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

房総半島にバイクで行ったことがないことを。

 

 

 

 

 

 

 

埼玉のすぐ隣にあるものの、伊豆というライバルがいるからか、僕の中ではそれほど魅力ある半島ではない。もちろん、何度か訪れたことはある。そのうちの一回は自転車旅だった。高校生の頃、ただ海が見たいというそれだけのために九十九里浜まで走った。行きはなんとかなったが帰りがしんどく、酷使した足なんて立てないほど。あまりの疲労に柏辺りで公衆電話から親に助けを求めて車で自転車ごと家まで運んでもらった。我ながらなんたる無計画かつ無責任であろうか。

 

 

 

その後も何度か行った。たしかに海を見るのは気持ちがいいけど、殺風景な漁村、思ったより小さい館山城、人だらけの自衛隊堤防での釣りなど、どうしても伊豆半島に比べ見劣りしてしまうスポットばかりというのが僕の印象。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかしそれは、房総という地を知らないからではないか?見落としているだけではないのか?内燃機関という力を手にした今、高校時代に出来なかったことが出来るのでは?房総にもう一度行きたい。ならば旅に出よう。そうだ、この旅は失敗に終わったあの日の自転車旅のリベンジなのだ!

 

 

 

 

 

という訳で前置きが長くなったけど、千葉県は房総半島に向けて出発!(^^)!

 

 

 

          

 

 

ええ、もうすでに夜なんです。

 

 

 

午前中にバイトに行って、それから準備して、午後4時過ぎに出発。装備は日本一周の時とほとんど変わらず。1年ぶりの長旅に、カブも少し興奮していたのだろうか、なんだかエンジンの調子がいいみたい。

 

 

 

          

 

 

真っ暗な利根川沿いの道を警察も居ないので突っ走る。なんとなく茨城側を選んだ。速度が上がるごとに、俗世から逃げられそうな気分になる。このまま、しばしの逃避行と行こうじゃないか。

 

 

 

 

          

 

 

無人精米所にて休憩。闇の中、ポツンと光る、自動販売機にてまったり。バイクは盗んでないよ!!

 

 

 

 

 

21時、利根川を渡って千葉県へ。

 

         

 

 

 

左に曲がれば、今日の目的地の犬吠崎だ。海に出られれば、テントを張れる場所があるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

そこから45分ほどで、犬吠崎灯台付近に到着。ほとんど渋滞もなく、快適に走ってこれた。夕方出発にして正解だったかな。海浜公園のトイレ脇を本日のキャンプ地とする!

 

 

 

 

 

トイレがゲジゲジだらけ!!( ;∀;)