こわいはなし
久しぶりのblogです
夏というわけで、いくつか怖い話でもしようと思います
※ネットで見たことがあるのも混ざってるかもしれません…
「廃墟」
若者達が女の幽霊が出ると噂の廃墟にやってきた
一人の若者は探索しながらデジカメで動画を撮っている
「絶対幽霊映してやろうぜ!」
冗談混じりにナレーションを入れたりして撮っていたが、特に何か映ったりはせず
腕も疲れてきたのでデジカメを持ったまま普通に探索することにした
結局最後まで特に何かあったわけでもなく、拍子抜けした若者達は帰ることにした
「全然たいしたことなかったな~」
家に着きそんな話をしていると、
そういやデジカメ撮ってたな、見てみるか、とみんなで見ることにした
さっき探索した廃墟の中が映っている
しかし幽霊らしきものは何も映っていない上、手ブレがひどい
「おい、酔うだろ~ちゃんと撮れよー」
「何も映らないしすげー腕疲れるんだよ。もうこのへんから地面しか映ってないと思うよ」
若者の言う通りカメラの視点が下を向く
画面には、四つん這いで床を這いながらカメラの方をジーッと見ている女が映り続けていた
「子供」
ある主婦の話
一階でテレビを見ていると、何やら二階が騒がしい
6歳と4歳の娘達がまた悪さをしているんじゃないかと思い、階段に向かう
すると二階からキャーキャー騒ぎながら娘二人が降りてくる
「コラッ!何してんの!走ったらアカンでしょ!!」
「だって今鬼ごっこしてるもん」
「逃げな捕まるやん」
「…鬼ごっこって誰としてるん?」
「おばちゃん」
うちは夫を含め4人家族。それに今は3人しかいないはず
念のため二階に誰かいないか探すが誰もいない
「あれーおばちゃんどこいったんやろ…」
娘が不思議そうにしている
それからそんなことが何度かあり、気味が悪いのでお祓いをしてもらったが効果はなく、
娘達は相変わらずたまに現れるその「おばちゃん」とやらと遊んでいるみたいだった
しかし特に害があるわけでもなく、娘達も楽しそうにしているのであまり気にしないことにした
そんなある日主婦がテレビを見ていると、7歳になった姉が暗い顔で二階から降りてきた
「どうしたん?」
「おばちゃん何か怖い」
「何が怖いん?」
「首がな」
「うん」
「めっちゃ傾いてるねん」
主婦はすぐに引越しを決めたそうな
「友達」
ある日の学校の帰り、街を歩いていると友達とそっくりな人がいた
最初は友達だと思い普通に話し掛けようとしたら、足早にどこかへいってしまった
次の日学校でそのこと聞くと、昨日はすぐ家に帰って外には出ていないらしい
見間違えかな、と思ったがその日の帰り、また友達とそっくりな人を見た
今度は目が合った
話し掛けようとしたらまたどこかへいってしまった
次の日学校で街にいただろ?と聞くと昨日もすぐ家に帰ったのでそんなはずは無いと言う
おかしいな、と思いつつその日の帰り道、またいた
目が合う
目が合ったまま向こうからこっちに歩いてくる
何かおかしいと思い一瞬目をそらす
すると友達にそっくりな人はクルッと向きを変えどこかへいってしまった
次の日、友達に聞く
やはり、自分では無い
帰り、またいる
目が合う
こっちに来る
目は合ったまま
今日はそらさない
どんどん近づいてくる
次の瞬間、自分が通行人とぶつかり、そっくりな人はいなくなっていた
次の日、違う
いる
合う
来る
来る
来る
来る
目の前
来る
合ったまま
目の前
後ろから、声
「 お い 」
「 お い 」
お
い 、
少しは涼めたでしょうか?
終
夏というわけで、いくつか怖い話でもしようと思います
※ネットで見たことがあるのも混ざってるかもしれません…
「廃墟」
若者達が女の幽霊が出ると噂の廃墟にやってきた
一人の若者は探索しながらデジカメで動画を撮っている
「絶対幽霊映してやろうぜ!」
冗談混じりにナレーションを入れたりして撮っていたが、特に何か映ったりはせず
腕も疲れてきたのでデジカメを持ったまま普通に探索することにした
結局最後まで特に何かあったわけでもなく、拍子抜けした若者達は帰ることにした
「全然たいしたことなかったな~」
家に着きそんな話をしていると、
そういやデジカメ撮ってたな、見てみるか、とみんなで見ることにした
さっき探索した廃墟の中が映っている
しかし幽霊らしきものは何も映っていない上、手ブレがひどい
「おい、酔うだろ~ちゃんと撮れよー」
「何も映らないしすげー腕疲れるんだよ。もうこのへんから地面しか映ってないと思うよ」
若者の言う通りカメラの視点が下を向く
画面には、四つん這いで床を這いながらカメラの方をジーッと見ている女が映り続けていた
「子供」
ある主婦の話
一階でテレビを見ていると、何やら二階が騒がしい
6歳と4歳の娘達がまた悪さをしているんじゃないかと思い、階段に向かう
すると二階からキャーキャー騒ぎながら娘二人が降りてくる
「コラッ!何してんの!走ったらアカンでしょ!!」
「だって今鬼ごっこしてるもん」
「逃げな捕まるやん」
「…鬼ごっこって誰としてるん?」
「おばちゃん」
うちは夫を含め4人家族。それに今は3人しかいないはず
念のため二階に誰かいないか探すが誰もいない
「あれーおばちゃんどこいったんやろ…」
娘が不思議そうにしている
それからそんなことが何度かあり、気味が悪いのでお祓いをしてもらったが効果はなく、
娘達は相変わらずたまに現れるその「おばちゃん」とやらと遊んでいるみたいだった
しかし特に害があるわけでもなく、娘達も楽しそうにしているのであまり気にしないことにした
そんなある日主婦がテレビを見ていると、7歳になった姉が暗い顔で二階から降りてきた
「どうしたん?」
「おばちゃん何か怖い」
「何が怖いん?」
「首がな」
「うん」
「めっちゃ傾いてるねん」
主婦はすぐに引越しを決めたそうな
「友達」
ある日の学校の帰り、街を歩いていると友達とそっくりな人がいた
最初は友達だと思い普通に話し掛けようとしたら、足早にどこかへいってしまった
次の日学校でそのこと聞くと、昨日はすぐ家に帰って外には出ていないらしい
見間違えかな、と思ったがその日の帰り、また友達とそっくりな人を見た
今度は目が合った
話し掛けようとしたらまたどこかへいってしまった
次の日学校で街にいただろ?と聞くと昨日もすぐ家に帰ったのでそんなはずは無いと言う
おかしいな、と思いつつその日の帰り道、またいた
目が合う
目が合ったまま向こうからこっちに歩いてくる
何かおかしいと思い一瞬目をそらす
すると友達にそっくりな人はクルッと向きを変えどこかへいってしまった
次の日、友達に聞く
やはり、自分では無い
帰り、またいる
目が合う
こっちに来る
目は合ったまま
今日はそらさない
どんどん近づいてくる
次の瞬間、自分が通行人とぶつかり、そっくりな人はいなくなっていた
次の日、違う
いる
合う
来る
来る
来る
来る
目の前
来る
合ったまま
目の前
後ろから、声
「 お い 」
「 お い 」
お
い 、
少しは涼めたでしょうか?
終
一日一善
毎日一つは良い事をしようと思い、早速道に迷っているお婆さんを目的地まで案内してあげた
目的地へ案内するだけでは普通の事だと思い、有名な観光名所にも連れていった
それでもまだ普通の事だと思ったので、もっと遠くへ、色んな所へ連れていった
道中お茶もした
お婆さんが疲れたら肩を揉んだ
自然に手も繋いでた
海遊館に行った
観覧車に乗った
イタ飯食べた
夜景を見た
バーで飲んだ
マスターが言った
「ちょっと飲みすぎじゃないですか?」
お婆さんは言った
「そろそろどこかで休みたいな…」
僕は言った
「いい所、あるんだ」
二人で千日前のアムザ1000に行った
アムザ1000は男性のみ入店可だか何故かお婆さんは普通に入れた
朝、ジェットバスに揉まれながら
僕とお婆さんはこんな話をした
「お婆さん、良い事ってなんなんだろう?」
「悪い事の逆の事よ…」
「じゃあ悪い事って何?」
「良い事の逆の事よ…」
「そっか」
「そうよ」
「僕にはまだ早いのかな…」
「早い遅いじゃない。大人になればわかるわ」
アムザの会計を済ました後、お店の前でお婆さんは僕の手の中に何かを渡した
「お婆さん何これ」
「今は見ないで」
「きっと必要な時が来るから」
「わかった、ありがとう」
「こちらこそありがとう、楽しかったわ」
「何だか良い事をしようとした僕が逆に良い事をされたみたいだ」
「ふふ、そんな日もあるわ」
「それじゃあ…」
「また、会えると良いわね…」
そう言ってお婆さんは朝の雑踏の中に消えていったと思ったらすぐ近くのパチンコ屋に開店前から並びに行った
「さて、帰るかな」
それからの日々は忙しかったのであまりよく覚えていないけど
僕は毎日違うお婆さんと色々な所にいった
時には海外にもいったし、一緒に留置所に入ったりもした
色んなお婆さんと
色んな場所に行き、
色んな思い出ができた頃
僕はふと思った
「果たして、僕がやりたかったことは何だったんだろうか」
「何か大事な事を忘れている気がする」
「何か大事な人を待たせている気がする」
でも、
それを思い出すのはとても面倒で
めんどくさくて
僕は気付かないふりをした
そのまま十年が過ぎた
ある日、電車に揺られながらふと思い出した。
「そういえば…」
右手の中にはアムザ1000の前でお婆さんからもらった紙が入ったままだった
そこには一言、こう書かれていた
[イッツ 飲みに ケーション]
気付けば僕は走っていた
やぐら茶屋梅田店にむかって走っていた
「お婆さん…やっとわかったよ」
「お婆さんの言いたかったことがわかったんだ!!」
あの日のお婆さんの言葉が聞こえてくる
『割引券持ってる?』
『私は断然塩サウナ』
僕はやぐら茶屋梅田店に着いた
そこにお婆さんは、いなかった
代わりに、お爺さんがいた
お爺さんは言った
「お前は頑張ったほうだ」
「そんなこと…結局、結局僕は何もできなかった、何も気付いてなかった!!」
「わしは、それでもいいと思う」
「気付かなかったとお前は言うが、本当は最初から気付いていたんだろう?」
「気付いていながら、それに目を向けなかった」
「………」
「それが、お前の出した答えなんだろう」
「………」
「最初から、決まっていたんだよ…」
「お爺さん…」
「いや」
「おJさん…」
「どっちでもいい、ではわしは行く」
そう言っておJさんは静かにプロミスの窓口に入っていった
この10年を通して、僕は一つ大切なことを学んだ
それは…
生き甲斐を見誤ると、それはとんでもなく時間と体力の無駄である
終
目的地へ案内するだけでは普通の事だと思い、有名な観光名所にも連れていった
それでもまだ普通の事だと思ったので、もっと遠くへ、色んな所へ連れていった
道中お茶もした
お婆さんが疲れたら肩を揉んだ
自然に手も繋いでた
海遊館に行った
観覧車に乗った
イタ飯食べた
夜景を見た
バーで飲んだ
マスターが言った
「ちょっと飲みすぎじゃないですか?」
お婆さんは言った
「そろそろどこかで休みたいな…」
僕は言った
「いい所、あるんだ」
二人で千日前のアムザ1000に行った
アムザ1000は男性のみ入店可だか何故かお婆さんは普通に入れた
朝、ジェットバスに揉まれながら
僕とお婆さんはこんな話をした
「お婆さん、良い事ってなんなんだろう?」
「悪い事の逆の事よ…」
「じゃあ悪い事って何?」
「良い事の逆の事よ…」
「そっか」
「そうよ」
「僕にはまだ早いのかな…」
「早い遅いじゃない。大人になればわかるわ」
アムザの会計を済ました後、お店の前でお婆さんは僕の手の中に何かを渡した
「お婆さん何これ」
「今は見ないで」
「きっと必要な時が来るから」
「わかった、ありがとう」
「こちらこそありがとう、楽しかったわ」
「何だか良い事をしようとした僕が逆に良い事をされたみたいだ」
「ふふ、そんな日もあるわ」
「それじゃあ…」
「また、会えると良いわね…」
そう言ってお婆さんは朝の雑踏の中に消えていったと思ったらすぐ近くのパチンコ屋に開店前から並びに行った
「さて、帰るかな」
それからの日々は忙しかったのであまりよく覚えていないけど
僕は毎日違うお婆さんと色々な所にいった
時には海外にもいったし、一緒に留置所に入ったりもした
色んなお婆さんと
色んな場所に行き、
色んな思い出ができた頃
僕はふと思った
「果たして、僕がやりたかったことは何だったんだろうか」
「何か大事な事を忘れている気がする」
「何か大事な人を待たせている気がする」
でも、
それを思い出すのはとても面倒で
めんどくさくて
僕は気付かないふりをした
そのまま十年が過ぎた
ある日、電車に揺られながらふと思い出した。
「そういえば…」
右手の中にはアムザ1000の前でお婆さんからもらった紙が入ったままだった
そこには一言、こう書かれていた
[イッツ 飲みに ケーション]
気付けば僕は走っていた
やぐら茶屋梅田店にむかって走っていた
「お婆さん…やっとわかったよ」
「お婆さんの言いたかったことがわかったんだ!!」
あの日のお婆さんの言葉が聞こえてくる
『割引券持ってる?』
『私は断然塩サウナ』
僕はやぐら茶屋梅田店に着いた
そこにお婆さんは、いなかった
代わりに、お爺さんがいた
お爺さんは言った
「お前は頑張ったほうだ」
「そんなこと…結局、結局僕は何もできなかった、何も気付いてなかった!!」
「わしは、それでもいいと思う」
「気付かなかったとお前は言うが、本当は最初から気付いていたんだろう?」
「気付いていながら、それに目を向けなかった」
「………」
「それが、お前の出した答えなんだろう」
「………」
「最初から、決まっていたんだよ…」
「お爺さん…」
「いや」
「おJさん…」
「どっちでもいい、ではわしは行く」
そう言っておJさんは静かにプロミスの窓口に入っていった
この10年を通して、僕は一つ大切なことを学んだ
それは…
生き甲斐を見誤ると、それはとんでもなく時間と体力の無駄である
終
シナチオ
電車「ガタンゴトン」
サラリーマン「(あぁ~毎日毎日同じことの繰り返しでつまらん…なんかおもしろいことないかな…)」
高校生A「…でさーマツピョウがその後めちゃくちゃおもろいことゆってん!!マジビックリすんで!?」
高校生B「ほうほう」
サラリーマン「…(多分俺含めこの会話聞いてる乗客みんなが、どうせ身内ネタやろって思いながら聞いてるんやろなぁ…)」
高校生C「おい!!ちょっと待って…」
高校生A「どうした?いいとこやのに」
高校生B「続き続き!!」
高校生C「ちゃうねん、俺……………その話オチ知ってる!!(大爆笑)」
高校生A「オイー!マジかよー!?」
高校生B「せこっ!!てかマジでおもしろいん!?」
高校生C「…いっこだけ言えるんは…………マツピョウ天才。」
高校生A「やろ!?やろ!?今思い出しただけでも噴き出しそうやしな!!」
高校生B「めっちゃ気になるやん!早く続き教えて!!」
サラリーマン「…(おい今のでハードルが目の高さくらいまで高くなったぞ…よっぽどおもしろいんやろな…)」
高校生A「あんな…マツピョウがな……」
高校生C「ブハッ!!ヒッ!(爆笑)」
高校生B「おい邪魔すんなやー!!」
サラリーマン「(邪魔すんなや!!あっかぶった)」
高校生A「マツピョウがな………こう言ってん」
高校生A「この状態のまま山に入って熊と遭遇したら、多分八割方熊と友達なれるんちゃん?」
三人「…………」
三人「(大爆笑)」
高校生B「あっはっはっは!!なんやそれ!!」
高校生A「な!?めちゃめちゃおもろいやろ!?」
高校生C「あーやっぱマツピョウ天才やわ…」
サラリーマン「…!(まさかの予想外のオチやったのに、話の前半ちゃんと聞いてなかったからさっぱりわからん!!)」
大学生「ブフッ…!!」
サラリーマン「!?(あっ!この大学生話聞いてた!!)」
登山帰りの老人「(笑いを堪えながら)フッフッ……」
サラリーマン「!?(このおじいさんも聞いてた!!)」
妊婦「(手で口を押さえて)ふふっ…」
サラリーマン「!?(妊婦さんも!?老若男女問わず笑ってるてどんなけおもしろいんや!?チクショー!フリをちゃんと聞いておけばよかった!!)」
高校生A「…いや~マツピョウ最高!」
高校生C「やな!!」
高校生B「いやいい話聞けたわ!明日マツピョウからもっかい話してもらお」
サラリーマン「…(クソ…マツピョウの話めちゃくちゃ気になる…そもそもマツピョウってあだ名が気になる…)」
高校生A「あっ俺着いたわ、ほな!」
高校生BC「おつかれ~」
高校生A「れ~っす」
高校生B「あ~おもろかったなぁ…あっサッション!!」
サッション「おいっす!帰り?」
高校生C「帰り帰り!どうしたん私服やん」
サッション「ああ遊びいった帰り」
高校生B「帰宅部はいいなぁ…あっ!サッションめっちゃおもろい話あるけど聞く!?」
サッション「聞く聞く!!」
サラリーマン「!!(サッションナイス!!こいつのあだ名もわけわからんけどこれで聞ける!やった!!)」
高校生B「あんな、マツピョウの話やねんけどな…」
サッション「おいそれもしかして…」
高校生B「もしかして…?」
サッション「この状態のまま山に入って熊と遭遇したら、多分八割方熊と友達なって一緒にトロッコ乗れるんちゃん?って言ったやつ!?」
高校生B「それ!!知ってたん!?」
サッション「昨日聞いた!!めちゃめちゃ笑ったわ!!」
サラリーマン「…!!(なんで知ってんねん!!若干オチに尾ヒレついてるし!)」
三人「やばい最高…(大爆笑)」
大学生「ふっ!」
老人「……ふふっ」
妊婦「ごほっごほっ!(笑いながら咳込む)」
サラリーマン「!?(さっき話聞いてた人らがまた笑ってる!!)」
厳格そうな親父「トロッコて……」
サラリーマン「!!(さっきは笑いを堪えたおっさんが尾ヒレついて面白さ増して思わず小声でつっこんでる!!)」
サッション「いやマツピョウ天才やわ!あ、俺ここや」
高校生B「俺もや」
高校生C「ほなおつかれ~」
高校生C「…」
サラリーマン「…(気になる…無茶苦茶気になる…一体マツピョウに何があってその台詞が出たんや…)」
駅員「次は終点~終点~」
高校生C「ふー」
ドア「プシュー」
乗客「ゾロゾロ…」
サラリーマン「…(あかん気になる!!)」
サラリーマン「ちょっと!!」
高校生C「え、俺?」
サラリーマン「ちょっと…いいかな?」
高校生C「なんですか…?」
サラリーマン「いきなり申し訳ない…さっきの友達の話…最初から聞かせてくれへんかな?」
高校生C「は?さっきのって…マツピョウの?」
サラリーマン「そう!その子の話の最後だけ聞こえてあんまりにも君らが笑うから最初どんな話か気になって…いいかな?」
高校生C「いいけど…多分知らん人が聞いてもおもしろくないですよ?」
サラリーマン「それでも気になるから話してほしい!頼みます!」
高校生C「はあ…えっと友達に松下幸平って奴がいまして」
サラリーマン「…松、平、だからマツピョウ!?なるほど…」
高校生C「(なんやこいつ…)はあ…それでそのマツピョウて奴が前の体育祭の時に……」
サラリーマン「…」
高校生C「…」
サラリーマン「ありがとう…話してくれて」
高校生C「おもしろくなかったでしょ?」
サラリーマン「いや…オチ先に聞いてなかったら…うん…」
高校生C「じゃあ」
サラリーマン「あ、はい…じゃあ」
サラリーマン「(煙草に火をつける)」
サラリーマン「ふう…」
サラリーマン「ただいま」
奥さん「おかえり、遅かったね」
サラリーマン「うんちょっと降り過ごして…」
奥さん「そっか、先に御飯たべる?」
サラリーマン「うん、あ…その前に、ちょっとおもしろい話があるやけど…」
奥さん「あなた」
サラリーマン「どうやった?」
奥さん「全然面白くない」
サラリーマン「どっぴんぱらりのぷう」
終
